ちょっと遅めの昼食から帰ってきたら、「安倍首相、辞任へ」というニュースが飛び込んできた。先日の「職を賭して」と発言した記者会見から、かなり叩かれていたしなぁ、と思いつつ、記者会見でのキーワードについて考えてみました。政治ネタではありません。
「職を賭して」という言葉が大きくクローズアップされたのは、その言葉が持つ意味が非常に大きいということのほかに、安部首相が会見中繰り返し使ったということがあります。よくワイドショーなどでは、「○○さんは、記者会見で『XX』という言葉をなんと23回も言いました」なんてことをよくコメントしていますが、数える方も数える方だという前に、数えたくなるぐらい連発していた、という事実に注意すべきです。裏返せば、記者会見などで、言いたいことは分かりやすいキーワードで連呼すべきで、キーワードと全体の説明がうまくつながっていれば、説得力のある会見になるわけです。
会見では、つい場の雰囲気に流されて、そのときに思いついた言葉にすがって全部押し切ってしまいがちですが、よく吟味されていない言葉にすがると、その波及を読み間違えることがあります。安部首相の場合、読み違えたのか確信的だったのか分かりませんが、ほんとに言いたかったことは違うのに、とならないように、キーワードは慎重に選びたいものです。
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藤井 等
ボーランドの開発ツール事業分離発表を受け、数年ぶりにマーケティングに復帰し、2009年からは日本法人代表へ。
仕事に関連したソフトウェア開発やマーケティング、ビジネスに関する話題、週末には音楽の話題を。
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