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開発ツールビジネスの再生に格闘。マーケティングの視点で解説

Turbo日本語版準備してます

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turboexplorer.com のカウントダウン日付がついに一桁となり、リリース日が近づいてきました。今回は、9月7日のデベロッパーキャンプのために、David Iが来日する予定なので、それにあわせて、Turbo日本語版の情報も提供しようと準備を進めています。

製品発表にあわせて、基本的な情報として、カタログ、機能一覧、Webページなどを用意する必要があります。これについては、米国との完全な並行作業になっているので、こちらで日本語版を作りながら英語版の間違いを直したり、こちらで作った製品ラインナップを説明する図を逆翻訳して米国でも採用したりとばたばたやっています。

もうひとつ重要な仕事は、日本ローカルのプログラムについての決定です。製品価格はもちろんですが、日本の状況、需要にあわせて、米国のプログラムをどう日本に適用するかを考えなければなりません。米国とおんなじ、というのは担当者としては楽ですが、お客さんの方を向いてないのと同じです。日本の需要に対して、米国のプログラムとの整合性や今後の展開を勘案した、よいプログラムを考え、それをもって承認を取り付けるというタフな仕事があります。

日本で展開するプログラム案について合意して意気投合するボスふたり(うちのボスは1日中ネゴしてちょっと疲れ気味)

先週来、この仕事を続けていましたが、アジアパシフィックのボスが来日した昨日、今日で、直接話しをして、概ねこちらの希望どおりの形態でプログラムを進めることができるようになりました。もちろん、価格、ライセンス形態など、米国の価格体系やライセンス体系を逸脱したものを日本で展開することはできません。しかし、既存のDelphiやC++Builderのユーザーの皆さんのから、Turboへのアップグレード(厳密にいうとアップグレード/バージョンアップではなく「乗り換え」みたいなものなのですが)を希望する声もいただいていますので、旧ボーランド開発ツールからTurboへのパスを設定することにしました(いわゆるユーザーご優待価格というやつです)。それとTurboを新規に購入された方が、複数言語を希望したときに、Borland Developer Studioへマイグレーションするパスも用意します。Borland Developer Studioは、引き続きTurboの上位エディションと位置付けられるので、これも重要ですね。

詳しいことは、発表までお待ちいただきたいのですが、皆さんの希望になるべく応えるべく活動しておりますので、引き続きよろしくお願いします。

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