ここ数日で、ようやく夏らしい天気になってきました。暑すぎるのもいやですが、そこそこ夏らしさがないとビールもうまくありません。
昔は夏になると、都心の川は近寄りがたい状態になっていましたが、ここ数年めきめきと水質が改善してきており、魚が泳いでいたりします。都市河川の代表格 神田川は、井の頭公園を水源として、善福寺川や妙正寺川と合流し、江戸川橋あたりまでいくとすっかり都会のまったりとした川になってしまいますが、その手前、新目白通りと明治通りの交差点脇にある妙正寺川との合流地点は、なかなかの濁流ポイントです。
この合流地点でアユを発見したと、以前テレビでやっていました。この辺の水はそれほど汚くありませんが、下流の飯田橋近辺の濁った水をのぼってきたとは、ちょっと信じがたいことです。
神田川はかつて大雨のたびに氾濫していましたが、現在では、環七の下に大型地下水層があったり、途中に浸水型の公園があったりして、かなり被害を防止する 手立てができてきています。妙正寺川との合流地点は、まさにそのしかけのひとつで、神田川を2つに分流させ、ひとつが暗渠(川の上に蓋した状態)になりま す。これは、妙正寺川と結合するようにして2つの暗渠に分かれ、高田馬場駅そばを流れる神田川本流のほかに2本、合計3本の川が先の合流地点で出会いま す。しかも、落合浄水場の処理水も合流しますから、結構な水量です。
この地点には、こんなパネルが立っています。水質改善のためのいろいろな努力が進んでいるようです。
都市河川は、いなかの川と違って、近寄りがたい聖域(きれいなという意味ではなく、触れることができないという意味で...)という魅力があります。善福寺川、目黒川、妙正寺川、神田川、あともう暗渠になってるけど立会川など、いずれもなじみのある風景です。
ところで、落合浄水場の処理水は、遠く目黒川にも放水されているそうです。山手線でいえば、高田馬場から目黒までぐらいの距離があります。東京の中でも起伏の激しいこの区間を、いったいどんなルートを通っているのかと、地下への興味が膨らみます。知っている方がいましたら、ぜひ教えてください。
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藤井 等
ボーランドの開発ツール事業分離発表を受け、数年ぶりにマーケティングに復帰し、2009年からは日本法人代表へ。
仕事に関連したソフトウェア開発やマーケティング、ビジネスに関する話題、週末には音楽の話題を。
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