スキーオリエンテーリング:85歳で金メダルの予定
私の生涯スポーツはスキーオリエンテーリングである。
先日施行されたスポーツ基本法では、生涯スポーツの重要性についても触れてあり、ご丁寧なことに、法律までもが、私に頑張れと言っている。
さて、飽きっぽい私がなぜこの競技を続けているのか、その理由の一つに、なかなか上達しないことがある(爆)
意地になって続けているところも正直あるわけだが、世界で一番になってみたい私は、ふとあることに気がついた。
「そうだ、誰もやらなくなるまで続ければよい」のだと。
スキーオリエンテーリングにはマスターズ世界選手権大会があり、子供が生まれるまでは毎年参加していた。
女性の場合、マスターズで一番層が薄いのは、W35のクラスである。35~39才の女性が対象だが、この年代の一流の選手はマスターズには出場せず、エリートクラスで頑張る人が多い。そして、そうでない女性は子育ての最中の方が多く、そもそも出場してこない。
マスターズは5歳刻みにあるのだが、W40、W45、W50と年をとるほど、エリートクラスからのマスターズへの参戦組や、子育てから復帰した女性が増え、激戦となる。そしてW65から年齢のこともあり、また競争が減ってくる。
そして、W85(85~89才)への参加者は基本的にはいない。
ということで、私の目標はW85で優勝することである。
志が一見低く見えるだろうが、達成することはそう簡単ではない。
その1:そもそもその年まで生きていなければならない(日本人女性の平均寿命よりは下であるのが救い)
その2:スキーが出来るだけの体力が残っていなければならない
その3:地図を見るだけの視力が保てなければいけない(林などの薄暗い中で細かい地図を読むので視力は大事)
その4:海外遠征をするだけの財力を保っていなければならない(その年ならヨーロッパへはビジネスクラスで行きたい)
さて、今年の5月から週3日は運動するようにしている。しかしながら、決算期で忙しい9月、公私のイベントが重なる10月は、時間を捻出するのがなかなか大変だ。あと37年続けることが出来れば、W85で優勝出来るぞと励ましながら、頑張ることにしよう。
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