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大人心をくすぐる子供のおもちゃ3:アリのおうち、アントクアリウム

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私と同じ世代の方は、子供の頃、科学と学習の付録を使って、アリを飼育したことがあるかと思う。透明ケースにアリと土を入れてアリが巣を作る様子を観察するのだが、いまいち巣がよく見えない。餌も何をあげたらよいのかよくわからず、いつの間にか、ご臨終ないしは、捨てられてしまう運命であった。

さて、3歳の息子の頭の80%はカブトムシとクワガタムシなのだが、さらに残り10%はアリである。アリの穴を見つけては棒でつつき、アリをつぶし、残虐極まりないことをする。
そこで、アリの飼育でも・・・・と思って見つけたのがこれ。

アントクアリウム

スペースシャトル内でアリの生態を観察するというプロジェクトのために、NASAが開発したものがベースという、大人心をなんともくすぐるキャッチフレーズである。そして、この透明のGEL状のもの自体が餌ともなり、餌いらず。

まさしく私が長年抱えていた問題が(と言ってもその後40年忘れていたのだが)解決される素晴らしいおもちゃである。

これは買うしかない・・・とさっそく飼育に走ったのだが・・・

●まずアリを捕まえるのが大変
説明書によるとアリは同じ巣のものを10匹ほど捕まえる必要がある。
そして手で捕まえるとストレスから蟻酸を出し、弱ってしまうので、決して手で捕まえてはいけないと書いてある。
そして、それがどんなに困難なことか・・・我が家は3回目にして、1時間かけてなんとか、捕まえることが出来た。割り箸を使って伝わせようとしたのだが、アリはとことこ箸から私の手へ自由に行き来しする。やってみればみなさん、よくわかります(涙)

●そして、待てど暮らせど穴を掘らない怠け者アリたち・・・

皆さんご存じの働きアリの法則。3割がよく働き、4割がまぁまぁ、3割は怠け者。
そして、その怠け者だけ取りだすと、今度はその中の3割がよく働きが働きだすという・・・

我が家のアリは10割怠け者である(爆)
Ant1

餌は不自由しないので、元気にいまだ生息している。今や、息子も私も興味がなくなり、インテリア扱い。客人がそのインテリアを見て、「えっ、これアリですか?」とびっくりするくらい。

今の悩みは、アリを総とっかえするかどうか。でも、匂いがついてしまったから、アリの総とっかえはうまくいかない気がする。。。

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