大人心をくすぐる子供のおもちゃ:ペダル・補助輪なし自転車ストライダー
ITmedia Enterpriseのメルマガので知ったストライダー。(編集部の國谷さん、ありがとう)ペダルなし、補助輪なしの自転車で1歳半から乗れる。
大人心をくすぐったのは、ストライダーを卒業すると、いきなり補助輪なしの自転車に乗れるところだ。
子供心に思った補助輪付きの自転車の矛盾は、カーブを曲がる時。二輪車だと体を傾けてバランスを取りながら曲がるものを、補助輪付きはそうではない。
この矛盾が解消されるんだぁ~っと思って、早速購入した。
子供のおもちゃなるものは、子供が欲しいと言って買うか、大人が(子供に)ほしいと思って買うかのどちらかだが、3歳児なんて後者が圧倒的に多い。
子育ては、自分育てとよく言うが、今の自分が小さいころの自分に買ってあげたいものを買うのだ。
それで息子はというと・・・・全く興味がない(爆)
お店に行って、「何色がいい~?」と聞いて、「赤!」と答えるところまでは順調だったが、一度乗って、もう興味を示さない(涙)ベランダに観賞用として置いているいる状態。
ふと、20年も前にビジネススクールでやったケーススタディを思い出した。
あるペットフードを作る会社が、犬の飼い主にインタビューを重ね、飼い主のニーズを満たすペットフードを開発した。当初はバカ売れしたが、その後、ぴたりと売れなくなった。肝心の犬が(まずくて)見向きもしなかったからだ。
ディシジョンメーカーとユーザーが違う商品(サービス)のマーケティングは難しい。商品を開発するメーカーもそうだが、ディシジョンメーカー(親)にとっても、ユーザー(子供)が何を好むのか把握するのは難しい。
それじゃ、子供が欲しいというものを買えばよいかというと・・
黒い野球帽がほしいと言うので、デパートへ連れて行ってたら、息子が選んだ帽子はショッキングピンクのひらひらした女の子用のハット。
「ピンクの帽子がいいならこっちにしたら?」とキャップを薦めたが(こちらも女の子用ではあったのだが)全く譲らない息子。
泣く泣く買いましたよ、私。
でも、すぐさま飽きると思うんだよなぁ・・・
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