出産記念日:感慨はなくなり、60時間プロジェクトが他人事のように伝説化される。
息子の3回目の誕生日である。
出産のことなど今やまるで思い出せないし、思い出そうとすることもない。
しいて言えば、息子と会話が成立するようになったので、出産の時の様子など聞かせると、「うん、僕、お腹の中でミルク飲んでいたよ」とわけのわからない返事が戻ってきたりするので、面白い。
出産に60時間かかったうらみつらみや痛みの記憶はこのような笑いに置き換えられ、出産の話はデフォルメされ、伝説化されていくので、人は皆次の子供を産むのであろう。(私は流石にもう無理です)
2010/4/6
2年たつと出産60時間プロジェクトの記憶はほぼゼロに・・・5年たつと会社が生まれおちた瞬間の記憶も・・・・
http://blogs.itmedia.co.jp/arc/2010/04/post-7050.html
2009/4/6
今日は出産記念日(?)
http://blogs.itmedia.co.jp/arc/2009/04/post-c10d.html
2008/4/20
睡眠5時間、カットオーバー間際の60時間プロジェクト終了!!
http://blogs.itmedia.co.jp/arc/2008/04/560-a284.html
さて、3歳児の誕生日祝いなど、親のための会である。
つまり子供を産むと、自分の誕生日が2倍になったようなものだ。
うきうき記念写真を撮るのも親のため(本人はシャイなのでやりたいわけではない)、家族で外食しても、親が好きな店を選び、息子は親からのとりわけを食べるのである。
では本人の幸福度はと言うと、今朝はいつもよりさらに機嫌が悪く、保育園に行かないと絶叫し、スプーンを投げるわ、洋服を脱ぎ捨てるわ、泣くわ、・・・・・
とても気の毒な誕生日の始まりであった。
親も息子を祝う気分にはほど遠い朝であったが、仕事をして気分転換終了。今日は、少しは早く帰って、息子にお誕生日の楽しさを味わってもらわねば。はて、どうやって?アイディア求む・・・・