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翻訳・WEB・キャリアを極める?楽しく正しく新しい会社経営&オリンピックへの道?

2年たつと出産60時間プロジェクトの記憶はほぼゼロに・・・5年たつと会社が生まれおちた瞬間の記憶も・・・・

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先週末に息子の2歳の誕生日のお祝いをした。お祝いと言っても大人が高い食事(和食)をいただいて息子にお裾分けするだけだ。もっとも息子はそのお裾分けより直前に買ったパンのほうがよかったりするのだが。

既にお祝したからと言って当日何もしないというのも、味気ないので・・・今日は慌ててケーキを買ったり、カードを買ったり。しかし、ことはうまく進まず。息子はケーキに見向きもしないし、カードにだって興味がない。

とまぁこんな具合なので、2歳児のお祝いなんて親のためにするようなものだ。

夫と「大変だったよねぇ」などと息子あてのカードを眺めながらねぎらいあったが、正直なところ、その大変だった記憶があまりない。
一番死ぬ思いをしたのは、生まれてくるまでが異常に長かったことであったが、その生々しかったはずのことも忘れ去ってしまった。(もっとも夫は私から罵声を浴びせられたことはよく覚えているらしい(笑))

産休明けにすぐ復帰して、翌週には息子が肺炎で入院して、私もダウンしてで、大変な状態にもなったはずだが、こっちの事件もよく覚えていない。

その時その時は大変だったのだろうけど、ふりかえってみれば、どれもたいしたことなかったってことかな(笑)

さて、アークコミュニケーションズは7月に満5歳になる。こちらのほうはというと・・・
うん、やっぱり似たりよったりな感じ。

冷静に考えれば、創業時は大変だったはずなのだが、そんな記憶は今や全くなく、今抱えている課題のほうがよっぽど大変だ。

会社のすべてのオペレーションが潤滑に回るのか、びくびくしながら終えた1年め。
売上の基盤を作るために、やたらめったら手を出した2年め。
産休をとって長期の休みをとったにもかかわらずスタッフが皆頑張った3年め。
新しいビジネスを展開しようとして、なかなか進まず苦労した4年め。
不況の影響を受けたお陰で、返って迷いが減り、コアコンピテンスに集中している5年め。

成長するにつれ、ステージが変わって行き、そのステージにあった課題を抱え、解決していっているということかな。

そういう意味ではこれからも大変な気もするが(苦笑)、ふとふりかえってみると、スタート地点ははるか彼方であることに気づく。
一歩一歩は小さくても重ねているうちに随分遠いところまで来れたのだ。

さらに遠いところへ行けるようになるために、また新たな課題に取り組まなければなぁと思う今日この頃。

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