知らないことを聞くのは楽しいが、リスクに関して的を射た質問するのは難しい
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本日午後は効率よく4社ほど回った。うち3社は、私のあまりよく知らない業界実態や会員組織のことを教えていただく訪問であった。
ご担当者の方は皆さん、ご親切に私にわかりやすく説明下さり、「なるほど~」を口に出したり心の中でつぶやいたりだった。
さて、知らないことを聞くのはわくわくして大変楽しい。ゼロだった知識が急に増えていく。ご担当の方が話してくださるすべてが自分の血となり肉となる。
それはまるで、1000ピースのジグソーパズルのピースがあっという間に50くらい埋まるような嬉しさ。
しかしながら、経営者の習性としていい話を聞けば聞くほど、落とし穴が気になる。本物のジグソーパズルならまず端から埋めていって、全体の大きさを把握できるが、このような聞き取り調査では、ばらばらとたまたま50ピースがはまっただけで、その情報だけで、自分の展望通りなのか推測するのは極めて危ない。
ところが、知らないことについては、リスクに関する情報をとりづらい。なぜなら適切な質問が出来るような全体像観を持っていないからだ。
困りはてて、「それをやることによる私のリスクって何でしょう?」とダメ元で聞いてみた。「具体的に質問されたらなんでも答えることが出来ると思うのですが・・・」とご担当者に言われ、全くその通りだと思った。
「的確な質問が出来るようになると理解した証拠」とよく言うが、本当だなぁ。
もっとも、あと3回ほど違う人から情報を集めると、的を射た質問が出来るようになるのは経験済みだから、ひたすら足を運ぶだけですね。
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