生産性のアップはまず自分の作業時間と実行日の把握から:予定と実績の管理
前エントリーで、業務改革を伴わないワークライフバランスは破たんする旨を書いたが、それでは、会社のしくみとしてではなくまず自分個人で、時間当たりの生産性の改善に取り組むにはとりあえずどうしたらよいのだろうか?
先日のオルタナティブブロガーズミーティングでアクセンチュアの中さんが、コンサルタントたるもの、自分(の時間)が商品になるので、juniorのコンサルタントには予定と実績の管理をするように指導しているとおっしゃっていたが、まさしくこれだと思う。
私は3日坊主の天才なので、毎日しなければいけないことはしないことにしている(爆)しかし、予定と実績の管理は、非常に有効なベーシックな手段なので、時々1週間限定で行う。
私のやり方は簡単。
1週間分(または前の日に1日分)、30分単位(場合によっては15分)でスケジュール帳に予定を書き込む。そして、実際にしたことも書き込み(私の場合はこちらはエクセルでやることのほうが多いが)、なぜ、予定通りいかなかったのか自己分析するのである。
評価のポイントはみっつ。
1. 自分が見積もった作業時間内に仕事は終わっているのか?
a)見積もりが甘かったのか?
b)本来なら出来るはずが何らかの理由でうまくいかなかったのか?
2. 自分が予定した日に作業を行っているのか?
a) 割り込み仕事が多く、作業できなかったのか?
b) 精神的にハードルが高い仕事で、着手そのものが出来なかったのか?
3.そもそも書き込んだ作業はすべきなのか?
a)いつまでも重要な案件が書き込まれていないのではないか?
b)やらないと何が起こるのであろうか?
TO DO LISTをつける人は多いと思うが、そのひとつひとつに作業時間見積もりを作る人は少ないと思う。時間がかかる仕事、かからない仕事ということは誰もが直観しているのだが、実際にレコードをとると、自分がどう判断している(何も考えていなかった)のか客観的によくわかる。
次エントリーで詳細(自己分析)について述べます。