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思いやりは学習で得られるもの:2歳児のおもちゃ争奪戦

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保育園の1歳児クラスの懇親会を開いた。総勢44人の大きなパーティだ。
私と離れてパパと一緒にいた息子が、急に私のところにやってきて、膝に乗って甘える。嬉しいながらも、何かおかしい・・・??
ふと気がつくと、A君や、B君や、C君まで私のところにやってくるではないか。私ってそんなに子供にもてたっけ?
息子が「これ誰の?」と指をさす。
私の足元にはH君が持ってきた新幹線のおもちゃが転がっていた。
他にもパトカーやら機関車トーマスやら。そう、皆このおもちゃが目的でやってきたのだ。

まずはA君が新幹線を手に取った。持ち主のH君は普段は穏やかな子なのだが、ギャン泣き。そりゃ自分の持ち物だものいやだよね。A君のお母さんが恐縮して、返してあげてと言っても、A君は返さない。そうこうするうちに、うちの息子がA君から力づくで奪う。うちの息子は4月生まれで一番月例も高く身体も大きいので、3月生まれのA君が勝てるはずがない。
今度はA君がギャン泣き。夫が「A君にごめんなさいは?」と息子に言っても、息子は下をむいたまま。夫が間に入っているうちに、今度はB君がおもちゃをGETし、それをC君がほしがり・・・・・

感想1:面白いことに、この争奪戦、女の子は全く興味を示さない。乗り物が好きな男性の本能って何に由来しているのだろう?

感想2:思いやりって学ぶものなのね。みんなが新幹線のおもちゃがほしくて、欲求に忠実に突進。親が期待するような譲り合い精神が発揮されることはない(苦笑)思いやりって、もともと身についているものではなく、こうやって後天的に社会生活を営む上で学習していくものなんだなぁと実感。

「家族に対する思いやりが足りない!」と夫に注意される私は、この年になっても学習中です・・・ね。

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