人事は一品一様だから面白い
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マスマーケティングやマスプロダクションはあっても、人事だけはマスがないと心に留めている。人事の究極の目的は、「一人ひとりのスタッフが会社の利益に貢献することを通して自己実現をはかること」と考えているからだ。自己実現の欲求は一人ひとり違うのだから、一品一様になるのはしようがない。もちろん、会社としては出来るだけ同じ志を持つ人を集めようとする。が、なかなか事前には会社も当人も相性はわかりにくい。
お店で買う商品なら、気に入らなければすぐさま買い換えればよいが、職場をスイッチするのはそう簡単ではない。
ましてや、「多様性」という言葉の元、色々な人を包括する組織となれば、ますます、一様ではない。
だから、面白い!と私は思う。
一品一様なので、人事に関しては効率性は求めず、とにかく時間をかけることにしている。
人事はとかく失敗の連続で、成功したと思うことはない。が、その失敗はInspiringだ。(というと叱られるかな?)
さて、創業2年目、全スタッフ30人の当社の人事考課は基本的に私が決める。今はそれが一番現実的で公平だと思っている。
しかし、私一人が評価できる人数を来年度は越えるに違いない。そのための布石を今年、打っているつもりなのだけど。
<今日のオリンピックへの道>
自転車通勤:往復14キロ(実測はもっとあるようだ)
ランニング:3.5キロ
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