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のだめカンタービレ:テレビと漫画

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テレビがなくても、今までさして困ったことはない。しいて言えば、2000年1月1日が明けた時に、何か2000年問題が起こっていないかと気になっても、インターネットやラジオではなかなかそういう情報が提供されないということだけだった。
が、マンガ・コラムニストの夏目房之介さんの記事を見ていたら、漫画が好きな私としては無性にテレビで放映している「のだめカンタービレ」を見たくなった。

この原作はKissという女性コミック誌に連載されていて私はリアルタイムで読んでいる。
こういう浮世離れした漫画を実写にしたら、さぞかし幻滅するだろうなと想像していたのだが、実はそうでないらしい。

そこで、私もこっそり(この言葉でどうやって見たのか察してください)見てみた。シュトレーゼマンというドイツ人の指揮者を竹中直人が演じているのを見て、思わず、「すごい!(こんな典型的な日本人がこの役を演じるなんて思っても見なかった)」と唸った。
日本人であることを除けば彼ほど適役はいない。そうなると、配役はなんでもありだという気持ち。

原作に忠実だが、やっぱり、テレビのほうが、漫画よりもリアルに感じてしまった。

漫画を読んでいる時には、現実の世界と漫画の世界を比較するなんてことは一切ないのに、テレビで、主人公の「のだめ」を見た時は、少々考え込んでしまったのだ。

「のだめ」のように、才能はあるのに、自分の才能に気づかず、自分の才能を十二分に発揮しようという欲もゼロの社員を、どうやったら自分の可能性を極限まで追求しようという気にさせることが出来るのだろう。

こういう目覚め前の社員には、ただ叱ったり怒ったりしても効果はないだろうなぁとつい先日書いたエントリーとは違うことを早くも思ってしまったのだった。

やっぱり一緒に走って、アクセルを踏むことを教えるのかなぁ。「千秋」頑張れ!

ところでテレビで見るとますます、「のだめ」と「千秋」の関係は、私と夫との関係に似ていると思った。どこが似ているのかは超コンフィデンシャルだけど^^;

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