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ビジネスに理想的な国ランキング(by forbs)から発想した最近の中小企業の徒然話

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Forbsによると、財産権や税率、汚職、株式市場、投資家保護など、11項目を基準に144カ国の順位を算出した結果、ビジネスに理想的な国ランキングトップ10は以下だそうです。 ※Forbs Japan編集部のコメントはこちらをご覧ください。

1. デンマーク
2. ニュージーランド
3. ノルウェー
4. アイルランド
6. フィンランド
7. カナダ
9. オランダ
10. イギリス

ちなみに、日本は最近株が調子いいとのことで3位アップし、23位になったそうです。

前述の判断基準である「財産権や税率、汚職、株式市場、投資家保護」を考えると、多くは国の施策で対応できるものであり、これは国家としての経済面での一つの成績表ではないかと思いました。

日本は今観光立国に舵を切ろうとしています。サービスレベルが秀でており、ゴミが少なく、きれいな景色も多い日本の強みを活かした展開であり、良いと思います。

ただ、日本には経済という強みがあります。以前の力はなかったとしても、またまだGDPで世界上位に入る国なので、何とかならないものかと思います。国がもっと支援を強化してくれれば、日本の企業はもっと活性化すると思うのです。

日本の企業の大半は中小企業であり、多くが従業員10名以下の小規模企業です。中小企業の中には技術力が高い企業が多く存在しています。人によっては日本の高度成長時代を支えた中小企業という言い方をする人もいます。中小企業は国から冷遇されているので、ここまで手が回るようになれば、日本人の幸福度も向上するような気さえします。

最近の中小企業はハードものを作る企業数は減少し、その腕を引き継ぐ人も少なくなりました。一方でハードに変わってソフト(サービスやソフト開発)が多く立ち上がるようになってきました。昔のような中小企業とは違い、ソフト系の中小企業は設備投資が少なく、銀行の融資にお世話にならなくても起業し、成功できる時代が来ています。告知もインターネットに詳しい人がいれば、多くの人にその企業を知ってもらえる時代が来ました。まさに、腕一本で自由に、低リスクでビジネスを展開し、成功できる時代が来るようになったのです。

ただ、この場合の成功は運営者が個人的に成功するレベルであり、市場をけん引するレベルの成功にはなかなからないです。そういう企業がもっと増えるには、国の支援施策が強化されるとよいと思っています。国は国でやってないことはないのですが、あまりに知られていないですよね。そしてあまり盛り上がっていないケースも多いです。

これから世の中に出て来るソフト系の企業は工場がないので身軽です。日本がビジネスをしにくい国であれば、簡単に移住します。ソフト系の中小企業が成功し、中堅企業は必ず海外に出ていきたいと思っています。今のところ、日本で起業し世界展開に成功した中小企業は少ないですが、数が増えてくると、大きな動きになると思います。
その時代になった時でも、日本が世界のビジネスの中心の一角を占める国であってほしいです。

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