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IT業界でベンチャービジネスの支援をしている執筆者が日々の活動ログと感じたことを、徒然なるままに書き綴っていきます。

情報通になるためには、もしかして、一つの専門的知識と人格さえあればよい?

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たわいもない話ですが、情報とお金はないよりあったほうがよいとふと思うことがありまして、情報について考えてみました。

A)情報に弱い人

B)情報に全体的に強く、仕事に生かせている人

C)情報に全体的に強く、仕事に生かせていない人

D)情報にある一部分だけ強い人

A)の人は情報を得ようとしていないか、自分が提供する情報がない人だと思います。

情報の流通経路は2種類あると思っています。

1)メディアや本など媒体から得られる情報

2)人と交換する情報

よって、いい情報を持っている人は、その情報をほしい人が寄ってきます。その時に、お互いにいい情報を交換できるレベルの人とだけ付き合うようにしていれば、いい情報が流通するようになり、相互発展が期待できます。自分は何もしないのに情報だけほしいという人がいます。それはそれでいいのですが、私のブログやFacebookでフォローする程度にしてほしいと思うこともあります。何もあげられるものはないけど、情報がほしいから来てほしいという人がたまにいますが、閉口してしまいます。

そうです。今日のブログのメインテーマは情報通になりたいと思われた方は、まず自分が勉強して、相手に与えられる情報を持ちましょうということがテーマです。

さて、B)の人は理想的なパターンですよね。情報が豊富で、仕事にも生かせている状態です。このタイプの方は、入ってくる情報の量が豊富で、その中から必要な情報を整理して、仕事の相手に適切に提供できる人です。すごく頭のいい人はもっといい方法があるのかもしれませんが、頭のキャパシティーが小さい私が工夫している方法を、ご紹介します。

1)仕事に大事な情報と好きなことしかメディアでは見ない

2)見る情報も大雑把にしか読まなく、その本質だけを読むようにします。
※本質を理解することで、情報を間違って読むことも少なくなり、はるかに多くの情報を入れることができます。数値や細かいことは、検索して必要な時に調べるようにします。(自分の頭をネットの検索エンジンのインデックスに使用する感じです)

3)自分が仕事に使った情報をこのブログに書いて、頭に復習させます。

4)ここまでを繰り返すことで自分の仕事に必要な最低限の大量の情報が頭に入るようになります。

5)自分の専門分野の情報が頭に大量に入ることによって、その情報をほしいと思う方が現れます。その中から良い情報を持っている人と付き合うことによって、自分の情報の幅が広がります。

さて、話は元に戻って、B)の人は仕事に関係がある情報を持っていないか、相手にあわせて情報を加工して渡していないかのどちらかです。前者の解決方法は仕事に関係がある情報を得られるようにしましょうというだけです。後者の方は、相手の立場にたって、相手がほしい情報だけを最低限の情報で渡すことが大事です。あまり多くの情報を渡しても、相手は整理するのも大変ですし、必要以上の情報を渡しても嫌がられるのが落ちです。よって、厳選したいい情報をちょっとだけ与えるのがいいです。情報を渡して相手に喜ばれなければ、意味がないです。ここで大事なことは、情報を渡して「ありがとう!ばいばーい!」という人と付き合っても時間の無駄です。そういう方は人とのコネクションを大事にしない、コネクション使い捨て型の人なので、かならず沈んでいきます。よく見極めましょう。

D)の人は、外部とのコミュニケーションが少ない人のような気がします。他分野との方のコミュニケーションを増やすことで、世界も情報も広がるはずです。

とまぁ偉そうなことも書きましたが、私はいつもこのようなブログを書くときは、自分を対象に書いています。自分がもっと成長するための、自己復習を兼ねて書いています。

お互いに頑張りましょう!!!

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