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15年物の熟成ビンテージコーヒーの正しい飲み方 ~日本屈指の珈琲店でご教示いただいたこと~

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20130800bintcoffe サラリーマン時代に営業職で1日5杯も6杯もおいしくない珈琲をお客様先で飲んでいるうちに、珈琲が嫌いになったのですが、独立後好きな珈琲に出会い、今では珈琲マシンを2台も持つようになりました。

とはいっても、いつもと同じように詳しいわけではなく、単純に好きでいろいろ凝ってみる感じです。やっていることは、それなりなのですが、どうにもうんちくがたまらないのが私の特長です。きっと頭が悪いんでしょうね。

さて、日本屈指の珈琲店で、15年熟成のビンテージ珈琲(オールドビーンズ)をいただきました。通常のオールドビーンズは2-3年ですが、ここのお店は、15年以上のものをお出しいただきます。独特の香りもさることながら、その味わいは忘れることができません。そんな珈琲です。

お店に行ってからしばらくたっても、また飲みに行きたいという気持ちが湧き上がってくる、そんな珈琲です。

一口で惚れてしまう、そんな極上の珈琲です。

その珈琲はお店を出た後も、極上の香りが長く続くのが特徴です。

ではここで、正しいビンテージ珈琲の飲み方をお伝えします。

珈琲を飲む前にお水を飲まないように張り紙が張ってありますが、珈琲の後もお水はない方がいいです。せっかくの香りが台無しになります。口の中に水の成分が残ったまま、ビンテージ珈琲を飲むと、珈琲の味が壊れます。同じ珈琲ですが、普通のものとビンテージのものは成分が違うように思えます。ビンテージ珈琲は長い時間をかけて熟成され、成分が変わったしまったのだと思います。それゆえに、普通の珈琲では化学変化を起こさない水でも、ビンテージ珈琲は本来の味を変えてしまうのだと思います。

暑い夏、お店に入り、すぐにお水を飲みたいと思う方もいるとおもいますが、そこはぐっとこらえて、珈琲を待ちましょう。お水を飲まずに人間の本来の口の状態のままで飲むのが一番おいしい飲み方です。

煙草ももちろん厳禁です。お店に入る前に、タバコを吸い貯めしてお店に入るのは、もったいないです。珈琲と煙草は合いますが、ビンテージ珈琲の香りはふつうの珈琲の香りとは明らかに異質です。ビンテージ珈琲には煙草は合わないと思います。煙草の香りは、ビンテージ珈琲の香りを台無しにしてしまうような気がします。その香りを知らずに、ビンテージ珈琲を飲むのはもったいないです。

では、以下に飲み方を書きます。

水を飲まずに、待つ。 
一口目、ブラック
二口目、砂糖 ※スプーン半分弱をお薦めします。
三口目、ザラメ ※スプーン1/4弱をお勧めします。
四口目、ミルク ※少しでいいです。

1杯で4種類のビンテージ珈琲を飲める感じです。

ブラックで本来のビンテージ珈琲の味わいを感じ、二口目の砂糖で、化学変化が起き、まったく違う味わいになります。さらに、三口目の砂糖でさらに味が変化し、四口目でさらに味を変える感じです。

どんな味かは書きません。ぜひご自身で感じてみてください。小説を読んでいく中で想像しない展開になり、新しい世界が開けるような感じを受けるのではないでしょうか。一口の度に「なるほど」と感じる味であり、中に入れるものが変わるたびに化学変化を起こすように味が変わるのです。最初から砂糖やミルクを入れてしまうのはもったいないとおもいます。恐らくですが、ビンテージ珈琲はお水や砂糖、ザラメ、ミルクで簡単に味は変わってしまうほど、繊細な味わいなのだと思いました。

くどいですが、珈琲を飲んだ後にお水を飲まれるのもお勧めしません。一気に酸味が出てきて、香りも消えてしまいます。(実際に試してわかりました) 出されたお水にも手を出さずに家路につかれることをお勧めします。その香りを独り占めしながらご帰宅ください。

ちなみに、このお店では、最後にもう一杯小さなアイスコーヒーがついてくるセットがあります。私はこれをお勧めします。最後にビンテージ珈琲の香りをコーティングするような、一口分もないアイス珈琲が出てきます。これは唇でミルクの泡を抑えながら、ほど用意バランスで、2-3口程度に分けて飲む珈琲です。

ビンテージのアイス珈琲ありますが、私はやっぱりホットが一番だと思いますので、初めての方はどんなに暑くても水なしで待って、そして、ホットで幸せなひと時を感じてください。

苦い珈琲なのに、ほんわかと優しい気持ちに包まれる素敵な珈琲です。

さて、その日本屈指の珈琲店ですが、マスターのご要望により、店名を明かすことができません。昔の珈琲の本や珈琲店を扱っているネットでは必ず出てくる老舗です。

珈琲のことがわからずに、観光的な感覚で、そのおいしい珈琲を飲んだという記念を作るために来店され、大騒ぎする人が増えた時期があったのではないかと思います。なじみのお客様に迷惑がかかったことがあるそうで、今では、雑誌やネットでは一切明かさないようにしているそうです。

普通の珈琲の価格ではない価格帯ですが、十二分に満足できる味わいです。

お店に入る心得ですが、私の勝手な感覚では、人里離れた茶室に、お抹茶をいただきに行くような気持ちでお店に入るのがいいと思います。茶室では、お喋りしたり、騒いだりしませんよね。心静かに、お茶をいただくのがイキだと思うのです。そして最後に「結構なお点前でした。」と一言残して、去っていくのが、日本人ですよね。そんな感じがいいと思います。

ちなみに、そのお店では写真撮影は禁止されています。そのお店の珈琲を気に入って、足繁く通っていただいた方が希望された場合にのみ、OKしてくれるそうです。初見で行って、撮影をお願いしたり、強引に希望したりしてはいけません。それは無粋なことです。上の写真はマスターにシャッターをしていただいたとてもありがたく、恐縮してしまうほどの写真です。顔が緊張してますねw いい思い出になりました。

マスター、お店の皆様、ありがとうございました。

末永くお元気で。いつまでもおいしい珈琲を飲ませてください。

※今回のブログに関するコメントは一切できません。このお店を大事にしたいのです。お察しください。

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