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IT業界でベンチャービジネスの支援をしている執筆者が日々の活動ログと感じたことを、徒然なるままに書き綴っていきます。

3.11の被災を乗り越え50%の増収増益を果たしたトライポッドワークス(企業向けファイル転送ソリューション)の新年度の抱負

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こんばんは。吉政創成の吉政でございます。
弊社のお客様であるトライポッドワークス社が標記の抱負を記載したメルマガを発行しました。

立ち上がるたくましさを、是非ご参考ください。

今号の目次は以下の通りです。
[イベント] 第9回情報セキュリティEXPO春レポート
[イベント] ガートナー セキュリティ&リスク・マネジメント サミット 2012
[ コラム ] ドイツ・ハノーバメッセ2012
[ 抱 負 ] 代表 佐々木賢一による新年度に向けた抱負
メルマガ全文は以下をご覧ください。
tpw010.pdfをダウンロード

なお、標記抱負は以下の通りです。

_/_/ 新年度を迎え  /_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/

皆様こんにちは。トライポッドワークスの佐々木です。
6月だと言うのに季節外れの台風直撃もあり、天候がめまぐるしく変わる春になっていますが、皆様お元気にお過ごしでしょうか。既に多くの企業の皆様は新年度の第一四半期末を迎えていらっしゃると思いますが、弊社の決算は5月末。3,4,5月の各種イベントを慌ただしくも無事にを乗り越え、ここに来てやっと一息ついたところです。

弊社の昨年度(2012年度)は、お陰様で3期連続の増収増益となり、売上高成長率も当初の目標であった前年度比50%増を達成することができ、非常に良い一年となりました。

セキュリティ事業は新製品も計画通りに市場にお届けでき、顧客数は年度末時点で6000社を越えました。もう一つの柱の先端技術開発事業でも、緊急医療向けの画像圧縮/転送ソリュ
ーションを鹿児島の離島10カ所の診療所にお届けすることなどの成果があり、我々の強みの一つである東北大学の研究シーズと世の中のITニーズのマッチングを具現化することができました。
これらの結果は、ひとえにお客様や開発/販売パートナー各社を始め日頃お世話になっている関係各位の皆様のお力添えがあったからこそのお陰だと思っております。この場をお借りして御礼を申し上げたいと思います。本当にありがとうございました。

合わせて、社員が一丸となって東日本震災から短期間で事業を立て直し、その後も懸命に事業を推進したことは大変誇らしく思っておりますし、また、昨年度も多くのメンバー(弊社の規模にしてはと言う人数ですけどね)が我々のチームの一員になってくれたことは非常に心強い限りです。

この一年の成果は、必ずや今年度以降の成長の力となり、一人前の企業として事業を継続して行くための大きな財産になったと確信しています。

さて、今月から始まった2013年度は弊社創業から第8期目に当ります。これまで通り、「かんたん・安心のITソリューション」を開発し、ビジネス分野のIT利活用に貢献すると言う大方針は変わりませんが、昨年度から特に力を入れているスマートデバイス関連のソリューションをいくつかリリースする計画です。現状、ビジネスにおけるスマートフォンやスマートタブレットの導入
についてはまだまだ端緒についたばかりであり、それを活用してどんなベネフィットを得られるのか、それを導入して本当に安全に運用できるのかと言う2つの大きな課題が横たわっているのではないかと考えています。

今後、それらをバランス良く解決するソリューションをいくつか発表して参りますので、是非ご期待頂ければと思います。

弊社の事業コンセプトは「ローカルの強みを活かしてグローバルに事業を展開する」ことです。今現在ニーズが顕在化しているサービスの開発については、仙台の開発チームをコアにグローバルなアライアンスでスピードを維持し変化が増々加速しているビジネスニーズに対応する、今後トレンドになるであろう先進技術の開発については、地元にある大学研究機関と共同である程度時間を掛けてじっくり行っていく、と言うのが弊社が創業以来行っているパターンで
す。今年度も引き続き、ローカルとグローバルの良いところ取りを目指し、仙台にもこんな元気な会社があるんだ!と言うことをアピールできるよう、頑張って行きたいと考えております。
また一年間、ご愛顧の程よろしくお願い致します。

トライポッドワークス株式会社
代表取締役社長
佐々木賢一

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