「Storage as a Service」と「クラウドストレージ」と「オンラインストレージ」の違い。
こんばんは。吉政創成の吉政でございます。
BCN 4月9日号のP18にIDC Japan調査のStorage as a Service(SaaS)の市場動向が出てました。 Storage as a Service(SaaS)という言葉は前から知ってはいましたが、こうやってメディアに出ると、「Storage as a Service(SaaS)」と「クラウド・ストレージ」と「オンラインストレージ」はいったい何が違うのだろうかと思う次第です。
勝手な、予想で書いてみると、以下のような定義になったりするのでしょうか?
「Storage as a Service(SaaS)」:ストレージのサービス提供。ネット上で提供するだけではなく、物理ストレージのレンタルサービスも広義では含むのでしょうね。きっと。
「クラウド・ストレージ」:クラウド上で提供するストレージサービスという意味ですね。
「オンラインストレージ」:SaaSもクラウドも含んだ、ネット上で提供するストレージサービスという意味だと思います。
でも、まぁ、一般的には細かい定義はどうでもよいのでしょうね。
ちなみに、冒頭にお話しした市場動向ですが、2011年は265億4700万円の市場規模に対して、2015年には369億円市場になるそうです。その成長背景にあるのは、DR(災害対策)の観点から遠隔バックアップをするニーズが高まっているためとのことです。
ただ、ここで重要なのは、バックアップ用のソリューションをどうするかという点です。
バックアップ時の回線利用効率が悪いソリューションを購入したお客様は回線コストがものすごく大きくなります。重要なのは、バックアップ時の差分データの粒度が小さいことと、小さいのにバックアップの負荷がサーバーにかからないことです。バックアップ時のデータサイズの粒度が小さいと、回線負荷は下がります。(通常、差分バックアップはファイルを細かいブロック単位に細かく切って、ブロック単位で差分転送します) 一方、粒度が小さくなれば、サーバに負荷がかかり、バックアップウィンドウ(バックアップを取る時間が長くなります。
ここで今回ご紹介したい製品があります。その製品は「Ever SAFE」という製品で、社内た拠点やAmazon S3等のクラウドストレージに同時にバックアップができる優れものです。回線効率は業界最高水準であり、サーバ負荷も軽いです。
興味がある方は、以下をご覧ください。
http://www.cmsinc.co.jp/products/eversafe.html
ついでに宣伝で恐縮でございます。弊社のお客様は割と、法人向けオンラインストレージを提供している会社が多いので、いくつかご紹介します。
・ディーアイエスソリューション「GIGAPOD on SaaS」
・トライポッドワークス「GIGAPOD」
・ソフトバンクテクノロジー「Share IT ! Fits」
興味がある方は上記のページもご覧ください。