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IT業界でベンチャービジネスの支援をしている執筆者が日々の活動ログと感じたことを、徒然なるままに書き綴っていきます。

主要IT各社の新入社員向けメッセージ(1行でまとめたバージョン)

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NAVERに標記の記事が掲載されていました。

少しご紹介すると以下のような感じです。

Yahoo! JAPAN 「迷ったらワイルドな方を選べ!

ソフトバンク 「皆さんがソフトバンクにとっての桜の花、注がれる新しい血です

富士通 「復興1 年生の皆さんが未来を切り拓くのだ

NEC 「『ダントツ』であることが必要!

日立製作所 「世界レベルの仕事をしてもらいたい

NTTデータ 「一人ひとりがイノベーションリーダーになってください

野村総合研究所(NRI) 「新たなイノベーションをおこす気概を持て!

日本ユニシス 「誰にも負けない力を身に付けろ!

伊藤忠テクノソリューションズ 「エキサイティングなIT業界の醍醐味を一緒に味わおう

ITホールディングス 「フレッシュマンの特権を活かせ!

日本IBM 「存在感を発揮し大胆な変革を!

日本HP 「自身の暖簾、看板を創ってほしい

日本オラクル 「一緒に東京六本木エリアを真っ赤に染めましょう

皆さんは入社式での言葉を覚えていますでしょうか?

私は20年たった今でも覚えています。社会人になって最初に頂いた言葉ということもあるので、覚えている方も多いのではないでしょうか?

私の古巣でもある、上記の1社では「会社は2割の社員が8割の社員を食べさせる。2割の社員になれ!」と言われた記憶があります。入社式に話す言葉としてはいろいろあるかもしれませんが、ある意味事実なのかもしれません。

上記を見てもいろいろな社風やトップの考えが反映されていて結構面白く読めました。上記の言葉をクリックすると、原文や記事を閲覧することができます。

入社式を迎えた、今年の新人や若手に私が伝えたいのは、10年後、20年後、自分が想像もしなかったようなチャンスが来ることもあるということです。そのチャンスは来るかもしれないですし、来ないかもしれません。でも来る人には必ず来ます。なぜなら、チャンスは誰かが依頼するものであり、一番成功すると思われる人に与えられるからです。

そのチャンスを得られるかどうか、ものにできるかどうかは、10年後、20年後のその時ではなく、今にかかっています。未来は今日という日の連続の結果であり、宝くじにのようにチャンスが降ってきて、偶然成功するなんてことは仕事上には存在しないと思います。日々の努力の積み重ねによって高められる可能性が重要です。成果を出せる可能性がある人にだけチャンスが与えられ、多少の運不運も含めて成功したり、苦汁をなめたりするのだと思います。

20年前、入社したときに当時の上長に提出した事業企画書を今も持っています。入社して半年で、頼まれてもいない企画書を出すなんて、アホだとも思いますが、ある意味自分らしいと思います。当時は自分の人生を他人に決められたくなくって、自分が配属された事業を自分の事業にしたかったのだと思います。 その企画書に書いてある内容は今思えば、とても恥ずかしい内容でした。

その企画書を提出したとき、課長は「おーい、●●さん、この若いのの企画書、チェックしていろいろ教えてやってくれ。」と主任に指示をされました。そして、真っ赤になって帰ってきた企画書をもとにいろいろ教えてもらえました。この対応をとても感謝しています。新人当時としては大変いい経験をしたと思います。

小さいですが、これが私の第一歩です。その後、私の人生を変える時には常に企画書を出しており、その企画書達が私の人生を支えています。

新人の皆様、是非、自分の力でビジネスのステージに上がってきてください。
そして一緒に仕事ができるようになることを、楽しみにしています。

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