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IT業界でベンチャービジネスの支援をしている執筆者が日々の活動ログと感じたことを、徒然なるままに書き綴っていきます。

突然のクビ宣告、その時の切り替えでその人の職業人生は変わる

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皆さん、こんにちは。吉政創成の吉政でございます。

アドバイザー契約なども多いですし、そもそもサラリーマン時代多くの経験(あまり自慢できない)を積んできた私はいろいろなシーンを体験しています。

仕事のご紹介の話を頂くことは20代のころから多く、そんなこともあり、「ヘッドハンターにならないか」といわれたことも一度や二度ではありません。

※私個人もしくは吉政創成は紹介業をしていませんし、紹介でお金を頂いたことは一度もありません。当社はマーケティングの固定料金でのアウトソーシング1本で生きていきます!

そのような経験から思うことを書いてみます。

突然のクビ宣告―。

突然そんなこともあるかもしれませんが、たいがいはなんとなく「やばいかなぁ、でも大丈夫かも」なんて感じで思っていたところに上司から呼び出しがあり「君にはすごく頑張ってもらったのだけど、すまん、、、、」なんて話になったりします。

そこで、大騒ぎしようが、粘ってみようが、そう簡単には決定事項は変わりません。過去に脅してくる人とか、泣いてしまう人などもいましたが、経験上、その人の中に原因があることが多いので、当然雇用を継続しません。理由は簡単で投資対効果がある人は会社としても残しておきたいのです。有能な人材は会社も確保しておきたいのです。そうでない人はその会社には必要がないのです。しかし、有能な社員は職場環境によって変わってくるので、一概にクビになった人が無能とは思わないです。私もクビの経験があるので、自分にとってもそう思いたくはないですw

ここ数年、会社を辞めることになったので、、ということで相談に乗ることが多くなったのですが、その時のその方の話かたによって、その人の再就職時期が決まっているような気がします。
例えば、以下のような口調の方は再就職が決まるのに長引くケースが多いように思えます。

1.やめた理由の説明が長い人
これは、自分自身が辞めなければいけない理由に納得していないか、説明が下手な人か、そもそもうじうじした性格の人が多いように思えます。いずれにせよ、面接では不利な状況になりがちです。やめた理由を長く説明するのは得策ではないので、スパっと言い切って、前向きなことをいうのがよいと思います。面接ではうちの会社で働いて効果を出せるかどうかが見極められます。

2.へらへらしながら、相談をしてくる人

事態の深刻さを理解していない人に多い傾向です。困ると、つい恥ずかしさからそうなってしまうのだと思いますが、真剣さが感じられないと、紹介した先にご迷惑がかかる場合があるので、あまり紹介したくなくなります。私が紹介できる先は私にとっても重要な人脈なので、迷惑がかかりそうな人を紹介できません。

3.要望が一方的な人

私は比較的顔が広いほうだとは思いますが、そのコネクション先の方々のほとんどが年齢に関係なく、私より立場が上の人ばかりなので、私が紹介しても、先方は客観的に判断をします。よって、冷静に能力に見合ったところの紹介になります。普段から自分への投資をしていない方にご紹介できる場所はあまりないケースが多いです。

※ちなみに、過去に相当お世話になった人でないと、基本的に仕事の相談には乗りません。理由は紹介業は本業でもなく、身体がいくつあっても足りないからです。

最後になりますが、キャリアステップって本当に難しいですし、将来的に何があるかわからないです。特に最近感じるのは50代後半になった時に、会社を辞めなければならなくなった場合を考えると、再就職が難しいことです。理由は多くの会社は60歳定年を想定しているため、残り数年の方を雇うのはなかなか難しいのが現実です。

独り立ちできる能力をサラリーマン時代に養っておくとよいと本当に思います。独り立ちできる能力があれば、そもそもクビにはなりにくいでしょうし、定年後の再雇用の話も多いでしょうし、万が一の時は独立できます。私はまだ40代前半なので、50代になった時に起こることを想像できていませんが、頭が柔軟な人でないと、難しいような気がします。「私はこの道で30年やってきました」や「過去はこうだった」というのは関係がなく、今後のビジネスで有用なことを証明できる経験と行動、成果だけが重要であり、そこに柔軟になれない人には厳しい時代になると思います。

そういう意味では、facebookやスマホなどの新しいもの(すでに新しいものではないですねw)には敏感に反応し、対応しつづけることは最前提だと思います。常に若く、好奇心が旺盛で人間的にも頑固過ぎず魅力的であり続けたいですね。

そのためには、やっぱり健康が第一と本当に思います。
お互いに頑張りましょう!

※何でもご相談できるヘッドハンターとのお付き合いって本当に大事だと思います。理由は自分の価値を冷静に教えていただけるからです。ヘッドハンターとのお付き合いがない人は今からでも始めるべきと思いますし、ヘッドハンターに相手にされない方は商品価値がない方ですので、相当焦るべきですし、自分自身を変えるように努力をするべきと思います。

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