グループウェアで満足度調査で、サイボウズを抑えて連覇したネオジャパンについて思う事
以下の日経ITproの記事にネオジャパンのDesknet'sがサイボウズを抑えて満足度調査で連覇したそうです。
http://itpro.nikkeibp.co.jp/article/COLUMN/20110913/368604/?ST=system&P=2
ちなみに、ネオジャパンさんには大変お世話になっているので、昔からよく知っています。グループウェアの満足度調査ではかなり1位をとっています。サイボウズとネオジャパンはいつもデッドヒートを繰り広げています。両社はWebベースのグループウェアの走りでして、当時は昨日も似ていましたので、業界内ではよく比較されていたように思えます。
この両者の違いは経営者の会社、プロダクトに対するビジョンの違いのように思えます。サイボウズはマーケティングの基本をはずさず、しっかりとしたマーケテイング戦略を展開する会社であり、ネオジャパンは派手な事をするよりお客様に喜んでもらう事を一番に考えるような、マーケティング的には若干地味な展開をしています。そんな感じなので、ユーザに訪問した時には「サイボウズ」という言葉を使っても知らない人はいないですが、「ネオジャパン」や「desknet's」という言葉を使うと、説明が必要になる事は割と多いです。
両社とも収益的にも成功した国産のソフトウェアモデルですので、どちらがいいとか悪いとか言えないと思いますが、会社は結局トップの裁量によってかなり変わるのだなぁと思いました。
青野社長とはここ数年お会いしていませんが、斉藤社長も青野社長もとても楽しそうな社長です。起業・経営を楽しめる社長になりたいですよね。
追伸:ネオジャパンのdesknet'sは今回の顧客満足度調査、以前のパートナー満足度、そして、本日発売の日経コンピュータによる、自治体ITシステム満足度調査で3冠になったそうです。