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IT業界でベンチャービジネスの支援をしている執筆者が日々の活動ログと感じたことを、徒然なるままに書き綴っていきます。

CMSがフレームワークに置き換わる日(鈴与シンワート様メルマガ)

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先週になりますが、弊社のお客様である鈴与シンワート様がメールマガジンを発行されました。

CMSに関する話が中心のメールマガジンになると思います。

創刊号のコンテンツは以下の通りです。

【NEWS】

・2011年7月8日開催 HeartCoreクラウドDay2011SUMMER

【コラム】

・第一回:「CMSがフレームワークに置き換わる日」

※全文をご覧になりたい方は以下のPDFをご覧ください。
ShinwartTimes001.pdfをダウンロード

コラムをご覧になりたい方は以下をお読みください。

■【コラム】■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■Shinwart Times■■

【第一回】CMSがフレームワークに置き換わる日

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最近、フレームワークという言葉がどんどん広義になってきているように思え
ます。

元々フレームワークはソフトウェアを開発する際によく必要とされる汎用的な
機能をまとめて提供し、ソフトウェア開発の基盤として機能するソフトウェア
やソフトウェアの雛型のことを指していました。つまり、従来のフレームワ
ークはたんに開発効率を向上させるためだけのものでした。

特にWeb関係のシステムが顕著なのですが、フレームワークに求められている
ものとして開発効率の向上だけではなく、ユーザ視点の要求を含めた開発効
率の向上への要求が高まっています。例えば、「SEOをしてほしい」や、操作
性・表現力の向上などです。これらのユーザ要件はWebシステムが普及する中
で、汎用的な要件としてまとめられるようになり、フレームワークが高機能化
してきています。

その代表格がCMSです。

現在、CMS(コンテンツ・マネジメント・システム)はWebサイトの開発にお
いては、かなりのシェアを占めるようになりました。但し、現時点のCMSはあ
くまでWebサイトの画面インターフェースを効率的に生成・運用している事が
主な活用方法です。ただ、多くの方がご存じの通りECサイトを構築できるCMS
は数もかなり増えてきています。これはECサイトの機能が汎用化できるからで
す。このように、ECサイト用プログラムから他のプログラムに汎用化が進めば、
ゆくゆくは全てがCMSでノンコーディングで構築できる日が来ると私は考えます。

実は、SAP R/3という巨大なERPもCMSの一種であると考えています。日本では
カスタマイズでの納品実績がほとんどであるR/3も、海外ではノンカスタマイ
ズでの納品がほとんどです。これはSAPのコンサルタントですら、全てのベス
トプラクティス(業務パターン)を知らないくらいに複雑かつ広範囲な設定
ができからです。

現在、エンタープライズCMSの筆頭である「HeartCore」を見てみても、標準で
Eコマースサイトの機能が組み込まれています。また、SEO・LPO機能、ブログ、
Twitter、掲示板などのコミュニケーション機能なども標準で組み込まれてお
り、以下のサイトに記載があるようにかなり高機能なCMSです。

※HearCore解説サイト:http://shinwart.co.jp/hc/index.html

HeartCoreは国内・海外ともにトップクラスの大企業での導入実績があり、また、
毎月のようにバージョンアップされています。実績と進化の点で将来的にフレ
ームワークに置き換えていく有力候補の一つとして是非、ご注目ください。

HeartCoreクラウドDay

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