オルタナティブ・ブログ > 吉政忠志のベンチャービジネス千里眼 >

IT業界でベンチャービジネスの支援をしている執筆者が日々の活動ログと感じたことを、徒然なるままに書き綴っていきます。

PHP技術者認定機構の変則的に見える組織序列の理由

»

少し前にプロメトリック社のスキルアップコラムに掲載されました

通常は1名が掲載されるのですが、PHP技術者認定機構からは顧問の大垣先生、副理事長の桑村さんと理事長の吉政の3名がでました。

PHPの市場動向や試験が必要な理由、試験に合格すると何が良いのか等を記載しています。

http://www.prometric-jp.com/career/column1105_104.html

ちなみに、たまーに聞かれる記載の序列について、ここでふれておきたいと思います。
当機構では肩書の序列を決めており、普通とは少し違います。

以下、序列順です。

特別協賛会社:オライリージャパン様
顧問:大垣先生、田中先生(アシアル)
理事長
副理事長
理事

理事関係は普通ですが、何故、特別協賛会社が一番上に来ているかというと、オライリー本を試験範囲にしており、それをスキルスタンダードとしているからです。PHPは手軽な半面我流なスキルのままの方が多いと聞いています。それ故に、スキルスタンダードが必要であると考え、この試験を運営しています。よって、バイブルでもありスキルスタンダードでもあるオライリー様を一番上にいたしました。
そして、PHPユーザ会などコミュニティで活躍されている両先生を顧問としてお迎えし、理事メンバーよりも上位に序列しています。これは、PHPがOSSであり、コミュニティを中心に活動しているからです。

余談ですが、現在、申請中のNPOの件では、これで引っかかったりしています。
NPO法上で言うと、理事以外の役職を作っても問題がなく、またその序列についても規定がありません。よって、役員規定などに記載をしても良いはずですが、修正依頼が入ったこともあります。株式会社の登記の場合は、法律を満たしていればOKですが、NPO法人の場合は余計な文言があると怪しまれ、通すのにかなり苦労することがあります。というか今も苦労しています。NPOはいろいろな温床になっているので仕方ないのかもしれませんが、、。

Comment(0)