縮んだセーターを元に戻す方法&セーターが縮む理由
先日、妻が洗濯したセーターが縮んでしまい、チビティならぬチビセーターになってしまいました。
しかも、ちょっと縮んだというレベルではなく、かなり小さくなってしまい、子供のセーターのようでもあります。
どれくらい小さいかというと、こんな感じです。
下に敷いてある紫のセーターはいつも着ているものですので、比べると、どれくらい小さくなったのかよくわかると思います。
ちなみにですが、全てのセーターが洗うと小さくなるわけではありません。アクリルなどの化学繊維系は、縮んだりしないそうです。ウール系のもののみ小さくなるようです。
これはなぜかというと、ウールの場合、毛の表面にうろこ状のものが生えていて、水分を含むとうろこが立つそうなんです。この状態で振動を加えると、うろこが立っているので、毛が一本一本、前に動き出し、絡まっていくそうです。これをフェルト現象と言うそうです。フェルトはたたいて、小さく固く作っていきますが、それと同じ原理なのですね。
そこで、ネットで調べると、以下の方法を行うと、元通りに戻るということだったので、早速、実験してみました。
1.洗面器に水を入れ、ヘアートリートメント15gを溶かす。
※ここで重要なのはアモジメチコン入りのヘアートリートメントである必要があるようです)
2.1にセーターを約30分浸す。
3.洗濯機で1分間脱水する。
4.干す。
※この時に軽く引っ張って型を整えるとよいようです。
※本件ですが、実際に試される際は自己責任でお願いします。
結果は、以下の通り、完全に元に戻りました!
科学の力ってすごいですね。
なんにせよ、めでたしめでたしです。
ちなみに、今気にしていることは、セーターがトリートメントの匂いでいっぱいになってしまったので、しばらくお風呂上りの男のようになってしまうことですね:)
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