なんだか腹が立つSaaSとASPの定義
みなさん、
SaaSとASPとは何でしょうか?
何が違うのでしょうか?
真面目に書くと突っ込みを貰いそうですが、SaaSは「ソフトウェアの提供方法がサービスである」ということで、ASPは「アプリケーションをサービスで提供している提供者」ということで、その違いは「提供方法」と「提供者」というほどの次元の違いだそうです。
(Wikiで調べてみるとそんなことが書いてあります)
「へー何だかガッカリ」と思うのは私だけでしょうか?
私はSaaSをソフトウェアをサービスとして提供するだけではなく、SOA的な発想でハードウェア障壁を越えた、様々なサービスやその機能をカスタマーオリエンテッドで利用できるCOA的な意味だと思っていたのに残念です。
このCOA的な発想は、今まで「システムに人間があわせていた」状態から、「システムが人間に合わせていく」状態への転換のポイントだと思うし、その進化をとても期待していました。
最近、「流行のキーワードに乗れっ!」感じで、SaaSが良く使われているのですが、当初、あちこちのメディアで語られていたような高尚な次世代ビジョン溢れるSaaSとは違ってきたように思えます。
SaaSも随分落ちてしまったものだなぁと思います。
↑この文章を読んで、「だから、何が言いたいんだよ!」と言われれば、「はい、愚痴です。」程度の内容です。すみません。
ただ、世の中を変えていくような発想が単なる「アプリケーションのサービス提供」という定義として広まっていくのは残念です。
あまり新しい言葉を作っても、「またIT業界は、そんなことばっかりで中身がないなぁ」と他の業界から言われそうですが、真面目に別の言葉でも作ったほうが良いかもしれません。
その方が目指すべきビジョンが市場浸透しやすいような気がします。
(深夜の書き込みなので、居酒屋モードなノリになっていたらすみません)
とりあえず今日はこの辺で。