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東富士ハイウェイパークのような真夏のイベントで熱射病に気をつけるにはどうする?

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昨日に引き続いて東富士ハイウェイパークの話題です。

東富士ハイウェイパークで初音ミク仕様のフェラーリを見た
(昨日の記事。パレードの様子など)

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こちらは東富士ハイウェイパークで無償配布された「富士山ブルー」というミネラルウォーターを求める人の列です。といっても10分も並ばないで自分と子どもの分の2本をもらうことができました。やや硬水っぽいように感じましたがおいしかったです。(大学生活を終えて京都から東京に引っ越してきた直後だったらちょっと無理だったかもしれません)

富士山ブルーのおかげか、自分がうろうろとしていた範囲内では具合を悪くしてしまった方を見かけませんでした。午後から天気が崩れたことも幸いだったかもしれませんが、氷を浮かべた水槽に飲料水をプカプカと浮かべて無料で配布するというのは見た目にも涼しく心遣いも嬉しく、そして水分補給にもいいというなかなかの施策だったと思います。ごちそうさまでした。

真夏のイベントというと熱射病対策が大変です。基本は水分補給と思いますが、特に小さな子どもを連れて行く時は自分はここに注意するようにしています。

肩車をしてあげる

地表付近は照り返しでとても暑いです。肩車をしてあげると楽になります。自分は死にそうになりますが。

凍らせたペットボトルを持っていく

保冷剤でもいいのですが、麦茶を凍らせて持っていけば溶けた分から冷えたやつを飲めますので合理的です。帰り道の荷物も軽いです。全部凍らせると思うように溶けてくれなくて困りますので、中身を減らして凍らせ、朝麦茶を注ぎ足すようにしています。おそらく氷と液体部分の接する面積が広いほうが溶けやすいだろうということで、いつも斜めに倒して凍らせるようにしていますが気休めかもしれません。

 

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凍らせたペットボトルに濡れタオルを巻いていく

濡れタオルを凍ったペットボトルに巻いていきます。このタオルを額や首の周りに巻くと頭の熱が抜けるような感じがします。これで奪える熱量は体の持つ総熱量からしたらとても小さいのでしょうが、首周りや手足の露出した部分を拭くと一気に汗が蒸発したような気がして涼しくなります。気付けみたいなものかもしれません。なおジップロックに入れた上で結露防止に乾いたタオルで巻いていくほうがいいと思います。

早めに昼食を取る

11時30分より前から昼食を取る人は少ないようです。それを見越して11時30分以前に座れる場所を探してご飯を食べ始めます。B級グルメ等が色々と揃っているイベントではつい色々と並びたくなるのですが、並んでいる時間も馬鹿らしいのでおにぎりを持参してベースとなる栄養補給はできるようにし、その上でつまみたいものを食べる感じで準備すると良い感じです。朝の移動時間を利用して朝ご飯をゆっくり目の時間にしっかりとっておくことも体力維持に良さそうです。

昼食中に体力を回復する

一旦イベントに参加するとなかなか何でもない休憩は取りづらいもの。なので昼食中に体を休められるようにしたいところです。座れる場所の確保、できれば日陰がいいですが無理ならば折りたたみ傘で日差しを遮ると精神的に楽です。冷えたタオルを首に巻きながら食事を取るのに加え、髪の毛を濡らすとかなり体温が下がったように感じます。いつも難しいのはどれほど冷たい飲み物を取るか。急に体の中を冷やすと自律神経がおかしくなりそうな気がするのと、ただでさえ熱でやられた胃へのダメージが高くなって水あたりのようになることが不安です。子どもには一度に多くの冷たいものを飲まないよう言っていますが、自分はぐびぐび飲んでいます。

早めに帰る

撤収したい気分の時に帰りの混雑・行列に巻き込まれると精神的にしんどいです。また、2時頃の気温のピークよりも数度下がるとは言え夕方の西日の暑さは体に応えます。3時頃には脱出し、ファーストフードで冷たいものでも取って総括すると良いと思います。

さて熱射病対策はこれくらいとして、その他の画像です。

これはみんなで手をつなごうというイベントです。あれ?アングルが?という方は鋭いです。この時間、雨が降りそうでした。北風は吹いていましたし、夕立どころかマイクロバーストくらい観測できるんじゃないかというほどに急速に天候が悪化しました。さすが富士山の裾野です。

自分一人ならまだしも、子どもを連れて雨宿りというのはしんどいのでテント下の座席がまだ確保できるうちに子どもと自分の場所を取り、twitter、アメッシュ、東京電力の雷予報で情報収集していました。御殿場アウトレットにいる人が大雨だとつぶやいていたのですが、実際にはこちらのイベントは同じ時刻にはほとんど降られませんでした。他の方のブログ等を拝見すると2回目のパレードがあった3時前後が怪しかったようです。自分はその頃すっかり御殿場駅前に撤退していましたが、既に一通り振り終えた後で地面は濡れていましたが雨には降られませんでした。スマホのおかげです。

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ちなみに下の画像の中央奥に映るオレンジのTシャツの女性は今にも降り出しそうな天気に及び腰になる観衆を必死にもり立てて手をつなぐイベントを完遂していました。プロフェッショナルだと思いました。(もし途中で大雨になっていたら批判を一身に浴びたことと思います)

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そしてこのイベントでまったく期待していなかった「氷のアート」がものすごくおもしろかったです。

これは氷を削って作ったレーシングカー。なんと子どもがまたがることが出来ます。(もちろんおしりが濡れます)

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撤収前に立ち寄る時間があったので少し足を止めたのですが……

電動ドリルで氷の破片を撒き散らしながらすごいスピードで加工を続ける氷アーティストの方。大量の破片が雪のように舞い散ると見た目にもきれいな上にひゅっと涼しくなります。夏のイベントには最高ですね。

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ドヤ顔ってこういうのを言うんですね。大人も子どもも心から驚いて拍手していました。

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ドリルで氷の中に穴を開け、そこに食用の色素を流しこんで作った花の氷アートです。葉っぱは緑に染まっています。(こちらの画像はクリックで大きくなります)

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氷の花だけでも十分にすごかったのですが、実は前座だったのでした。本番は氷のバイク。跨がれるとのことです。すごいスピードで製作が始まったのですが……。実はうちの子どもは肩車から熟睡することを特技としており、寝てしまった以上は自分だけ見ても仕方が無いので完成を待たずに帰途に着きました。残念です。

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御殿場から都心方面に帰るとすれば。普通は高速バスがいいのですが、せっかく乗り物の祭典に行った帰りというのにそれではおもしろくありません。

ということで「あさぎり」のJR東海版のほうで帰ってきました。

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このグリーン車の窓ガラスはかっこいいですね。数日前にそれとは知らずにJR東日本の「みどりの窓口」に行って予約を断られ、とっとと東京駅のJR東海に行けばよかったのですが、3つもの旅行代理店に断られるというミニツアーを行ってしまいました。うち1件はトライアンドエラーに付き合わされて、努力してくれるのは嬉しかったのですが結論は「うちでは無理」という時間ロスとなりました。

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後ろの方の車両だったので最後尾まで行ってみました。車掌さんと目が合いそうで合わない感じに居たたまれずすぐ退散しました。

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これは松田のデッドセクション付近を通過しているところです。モーターやエアコンが切れたようなきれなかったような気がするのですが、詳しくないのでわかりません。IT機器みたいにある程度は蓄電するんでしょうか?

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ということですべてを出し終えたように見えますが、実はもう1回続きます……。

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