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コンテナ型一時保育施設、なんてのはどうだろうか

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自分と妻は同じくIT業界に勤めるものとして情報処理技術者試験をあらかた受験することになりました。が、子どもが生まれてからは「同じ日に試験を受ける」ということが難しくなりました。試験所には託児所がないですし、試験日が日曜日のために一時保育を探すのも大変だからです。お陰さまで夫婦ともに必要な区分はあらかた合格してしまいましたので両親のどちらかに預けるのも面倒となり、片方ずつ受ける形になっています。

なんとかEXPOとかシンポジウムといったものがあると多くの人が集まりますが、東京国際フォーラムやビッグサイトでも一時保育をしているところを見ないですし、パンフレットにもそういった案内を見たことがありません。

せっかくIT業界でコンテナ型データセンターの便利さが確立されたところですので、コンテナ型一時保育施設というものがあったらいいかもしれません。

  • 色々なイベントに出没できる
  • イベント規模によって準備する個数を変えられる
  • 設営の手間がかからない
  • 災害時にも活躍

などなど。ISOコンテナに合わせて内装を作れば全国で規格を統一できますからコストメリットも見込めますし、そのような形での普及が進めば「コンテナ型一時保育施設での勤務歴がある」という保育士さんならばどこにいっても戸惑わずに保育ができるかもしれません。

統一地方選挙も後半となり「保育施設を作ります」と謳う候補者さんは多いのですが、子育て中の身としては必要なのは「箱」でなくて今すぐに、預かってもらえる「枠」なのですよね。

情報システムを受注する側としては、行政側が「箱」を作ろうと思ったら産まれた子どもが小学生になるくらいかかるんじゃないの?と感じてしまうのですが、普通の人は投票したらさも1年後くらいにどっと保育園の受け入れ枠が増えるように感じてしまうんでしょうか?

コンテナ型データセンターによる速やかなスケールアウトと同様、保育園の枠もさっと増えてくれるといいのにな、とそう思うのでした。

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