NHKのハーバード白熱教室を初めて見ました。5分も見ずに消しました。とても素晴らしい内容だと思いますし、テレビで放映する価値のあるものと思います。しかし自分とは相性の良くないような感じがしました。それはひとえに私がひねくれて育ったからではないかと思います。
私がこれまで生きてきた中で、正義やら何やらについて考える機会は数多くあったように思います。たとえばやなせたかしさんの「あんぱんまん」のあとがきにはこうあります。
子どもたちとおんなじに、ぼくもスーパーマンや仮面ものが大好きなのですが、いつもふしぎにおもうのは、大格闘しても着ているものが破れないし汚れない、だれのためにたたかっているのか、よくわからないということです。
ほんとうの正義というものは、けっしてかっこうのいいものではないし、そして、そのためにかならず自分も深く傷つくものです。そしてそういう捨て身、献身の心なくして正義は行えませんし、また、私たちが現在、ほんとうに困っていることといえば物価高や、公害、餓えということで、正義の超人はそのためにこそ、たたかわねばならないのです
あんぱんまんは、やけこげだらけのボロボロの、こげ茶色のマントを着て、ひっそりと、はずかしそうに登場します。自分を食べさせることによって、餓える人を救います。それでも顔は、気楽そうに笑っているのです
さて、こんな、あんぱんまんを子どもたちは好きになってくれるでしょうか。それとも、やはり、テレビの人気者のほうがいいですか。
あんぱんまんのいる国に育ったことの幸福を感じました。
Special
- PR -| sunadorineko | 2010/08/12 20:51 |
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「justice」が日本語で「正義」と訳されていますが、NHKの番組や書籍を読むと、どちらかというと「公正」に重きを置いている内容だと私は感じました。 | |
| yohei | 2010/08/13 00:27 |
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sunadorinekoさん、コメントありがとうございます。 | |
| sunadorineko | 2010/08/13 16:37 |
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ローマ神話のユスティティアはギリシャ神話のテミスと同一視されていますね。この天秤は法益のバランスを象徴(日本の弁護士バッジなど)するもののようですね。司法・法曹という観点では日本も法治国家なので天秤に関する意味を理解しているひともそれなりにいるのではないでしょうか。 | |
| 吉田 賢治郎 | 2010/08/14 12:26 |
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私はほとんど見ました。 | |
| 上げ人しらず | 2010/08/15 08:57 |
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アンパンマン症候群ですか。 | |
| 田中 | 2010/08/16 21:05 |
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「西洋思想の歴史において,そして,法哲学,法思想史においては,正義という言葉は,わが国でそれが一般的に用いられる際に意味するような『道徳的な正当性』ではなく,『複数当事者間の正しい関係性』という意味で用いられることに注意すべきである」(戒能通弘,「よくわかる法哲学・法思想」 | |
| yohei | 2010/08/18 00:17 |
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sunadorinekoさん、コメントありがとうございます。 | |
| 通りすがり | 2010/09/13 00:18 |
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ハーバード白熱教室の内容について、どのへんが自分と合わなかったのか、もう少し具体例を出してほしかったです。いきなりアンパンマンにみる正義を提示されても、それと白熱教室のどこがどう対比されているのかがわからないので困惑です・・。 また、白熱教室の教授は昨今の「傍目には公正に見えなくても当事者同士が納得してればいいじゃん。周りはすっきりしないかもしれんけど。」というところに落ち着こうとしていたトレンドにおいて上手くいかなくなってきた社会に視点を向け、対峙していくべきだという主張だと思うのですが。価値観の多様化を受容しすぎる社会がはらむ弊害とでもいえますかね。 | |
| yohei | 2010/09/13 23:45 |
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通りすがりさん、コメントありがとうございます。 | |

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