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ケータイとPCにおけるネットの違い

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インターネットの世界はケータイにより繋がっている世界とPCによるインターネットの世界で違いがあるように思います。両者とも多様性の強い世界ですが、特徴らしき部分を誇張して考えてみました。

ただのネットでは他人を否定する意見や疑問・質問が活発に取り交わされるのに対して携帯電話を中心としたネットワークでは相手を認め馴れ合う姿勢が強いようです。

PCの画面が大きく、携帯電話の画面が小さいという制約も一役かっているでしょう。携帯の画面で事細かな議論をする気持ちにはなれないですし、参考リンクなどを提示してもPCのようにいくつもウィンドウを並べて比較検討することができません。

また、ネットブックなどの登場で繋がりっぱなしになる環境が整いつつありますがPCでは比較的まとまった時間をネットに使い集中することが多いですが、ケータイでは空き時間に細かく何度も確認することが中心でしょう。

結果、PC世界ではブログやQAサイトや掲示板などでもおおっぴらに意見の衝突が起こりますし、炎上ということがあります。また、基本的には匿名性の強いネットワークであり、無用の反論を招かないようにと練られた文章も少なくありません。内容が保存されたり転載されたりということも考えて恥ずかしくない程度の文章が書かれます。こういった疲れやすい世界であるため、SNSやtwitterという世界は誕生とともに急速に成長しました。この界隈ではおおむね平和な世界が構築されています。これは殺伐とした世界でオアシスが求められているのかもしれません。

反対に携帯電話世界ではプロフィール系のサイトが多く、誰かとつながっていることが求められます。機種の情報を使って1台の端末には1つのIDしか割り振らないようにするサイトもあり、お互いの人格を確認し狭い世界での付き合いとなります。これによりおおむね平和な世界が繰り広げられます。しかし一旦泥沼化すれば日常的に肌身離さず使用するデバイスの特性が裏返ってねちねちとした行為の応酬となります。

PCのネットは互いに異質なもの同士が混ざり合い、化学反応を起こす仕掛けとなっています。反対にケータイのネットでは同質のもの同士が集まりあい、互いの理解を深め合う仕掛けとなっています。このどちらもあってこそのインターネットと言えるでしょう。

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