ITスキルをボランティアに活用できたら
»
図書館や個人商店などで配布される印刷物をきれいに作ってあげるというボランティアセンターのようなものがあると良いのになと思いました。
先日、東京23区内の某図書館に行きました。建物の立派で貸し出しもシステム化されているのですが、他の図書館の場所が載った地図が手作り感のあふれるものでした。ワープロの罫線機能で作ったと思われる地図の上に手書きっぽい建物の画像を切り貼りしたような感じでした。久しぶりにワープロの倍角文字を見たように思います。
原本が紛失しているのか、コピーにコピーを重ねたように線の輪郭や垂直水平が怪しくなっていました。あれはあれで味があるのですが、ある程度のITスキルのある人に任せれば数時間でキレイなものが作れそうです。そこのところを何とか仲介できる人材センターがあれば良いのになと思いました。
例えば筆耕やソロバンの先生を頼むのにシルバー人材センターを利用することがあります。それを参考にしてIT業界のイメージカラーたるカーキ人材センターというのはいかがでしょうか。いくつかの方法があると思いますが、
- 既にITスキルのある人が図書館など公共性の高いところからの仕事に対応するボランティア形式
- ITスキルの足りない人がセンターにある各種ソフトウェアを利用して仕事をしながらスキルを磨くスクール形式
- イラストやデザインなどで仕事をしていこうと考えている人が自身の能力を世に知ってもらうために仕事をする宣伝形式
などなど。お金をかけずに双方が幸せになるようなマッチングができて、かつ利用者にとってもわかりやすいものが手に入るのなら三方良しで丸く収まることでしょう。もし自分がよく利用させてもらっている施設で配布用のチラシを作るのに困っていたら、私も休日の労力を提供してあげたくなります。病院に長期入院している子供のためにパソコンの利用方法を教える先生というのも良いかもしれません。
なにかITスキルをボランティアとして活用できる方法はないものでしょうか。
SpecialPR