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センター試験と情報処理技術者試験で年間の出願者数が多いのは

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1年に1度のセンター試験が終わりました。それと同時に本日から情報処理技術者試験の出願が始まりました。

出願する期間はインターネットでは

平成20年1月21日(月)午前10時 ~ 2月26日(火)午後8時
※ただし、初級システムアドミニストレータと基本情報技術者については、2月27日(水)午後8時まで受付

になっております。出願期間の終了にご注意下さい。

さて、タイトルの通りにセンター試験と情報処理技術者試験では年間の受験者数が多いのはどちらでしょう。情報処理技術者試験は春と秋に受験ができますので、のべの出願者数を比較したいと思います。

センター試験(2007年度):543,385人
情報処理技術者試験(2007年春):265,601人
情報処理技術者試験(2007年春):311,292人

ということで、543,385対576,893で情報処理技術者試験の勝利でした。

実は計算してみるまでは個々まで伯仲すると思っておらず、かなり驚きました。ともに受験者数が減少している試験ですが、それでも50万人が受験するという大型試験であることに間違いありません。情報処理推進機構のサイトでは国内最大規模の国家試験という記述も見られるほどです。かっこいいですね。なかなか二つ名がある試験というのも珍しいように思います。「国内最大規模の国家試験」「南海の黒豹」「闘う妖精 かおる姫」。いや、並べてみると二つ名とも違いますね。単なる事実です。でもそこは二つ名と言っていただきたい。

最後におまけを。今年のセンター試験の受験者数が出ていないので2006年度の数値で比較となりますが、受験率を見てみましょう。

センター試験:受験者511,272人/出願者553,352人⇒受験率92.40%
情報処理試験:受験者399,541人/出願者608,210人⇒受験率65.69%

両親や教師が一丸となって受験生を送り出すセンター試験と違い、情報処理試験は受験会場にたどり着くまでがひとつの試験であるかのように乗り越えるべき障害があります。文字通り障害が障害になるわけですが。

ですのでこの結果でも仕方ないと言えるでしょう。そう、今年もきっと違う意味で『恐怖』の着メロが会場に鳴り響くことでしょう。ぴろりろーん。

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