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TESCOで買い物しましたと言ってみるテスコ。

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大泉学園のスーパーマーケット
TESCOに行ってきました。

先日オープンした、というところまではオルタナティブ・ブログで
鶴田さんがご紹介済みでございます。

ギリギリ私の行動圏内ではありましたが、
今日は夜になって冷え込みましたね。
自転車漕いでたら帰り道に鼻水が出ました。

さてこちらがTESCOです。
アメリカのロードサイドのガソリンスタンドみたいになってますが、
それは携帯カメラで暗いところが苦手だからです。
明るくてきれいですよ!

輝いてました。

下のポスターにあるオリジナルバッグは先着100名だったので品切れ。
私はもらえませんでした。気づかずうっかり1000円分買ってしまいました。
消費者ってこういう恨みを忘れませんよね。
それに加えて新規オープンなのに持って帰る花輪も見当たりませんがどこですか?
ってそんなことするの名古屋人だけですかそうですか。
恨み深い名古屋人はこういうことを死ぬまで覚えてますよ。(冗談です)

つるかめランド
買い物バッグは残り3回チャンスがあるそうです。

ともあれ気を取り直して中身に行きます。お店の印象は明るかったです。
店員さんの雰囲気もそうなのですが、照度が高かったです。
近所のスーパーの照度と比べると歴然。
お肉売り場も野菜売り場も電球色の明かりがなかったように記憶してます。
こういうところは完全にコンビニです。

店員さんはとても感じ良かったです。
既存店舗から優秀なスタッフを集めたかもしれません。
新店2日目ながら新スタッフで混乱中という感じはしませんでした。

棚と棚の間の通路の広さは普通のスーパーよりも
狭く、こちらもコンビニサイズ。きれいな陳列でした。
プライスタグは液晶表示とかでなく、紙のタイプ。
棚自体は日本の小売店の標準サイズのものだったと思います。
3尺を1単位にしてフェースを揃えるやつですかね。
店内用カートは無し。買い物カゴだけですので狭くてもOKです。

ニュースで言っていたとおり、惣菜は充実していました。
スーパーの新規開店でその辺りに欠品が出ることは
普通考えられませんので相当量を投入したと思われます。
なので野菜・肉・パン・牛乳あたりもしばらくして
落ち着いた頃じゃないと方向性が見えません。

 

で、問題のレジ。個人的には「わけわからん」と思いました。
詳細はクリックしてご覧ください。
がんばって表現してみましたが、
並んでみないと伝わらない違和感かと思います。
流れるなら一方向に流れたいなーと感じました。
そんなの気にするのは私だけかもしれません。

うーん。うーん。

何をこんな解説に情熱を費やしてるかといいますと、
やっぱり買い物ってのは楽しくないといかんと思うのです。
「1円でも安く」という思想の主婦さんだって、時には価格差を忘れて
ポイントカードでポイント貯めて鍋もらうのが楽しみだったりします。

果ては昔は若い奥さんにとって「使い捨ての買い物袋」がおしゃれで、
昔ながらの買い物カゴを使うマダムに対して優越感を感じる時代もあったとか。
バーコードてピッというのが楽しい時期もありました。
バーコードバトラー現役世代にとっては今でもなんだか楽しいものです。
そういう視点からいうと今回はあまり楽しくない支払でした。
私がマチャアキだったら星1つというところでしょうか。★☆☆

せ、せまい。
洗面台の右手の棚がサッカー台。
こうしてあらためて眺めてみても狭い気がします。

サッカー台が狭くて使いづらかったことと、
お客さん側から見た動線があやしいこと。
もし自分が面倒見る立場であれば
オープン前に手を入れて改善したかな?と思うところです。

例えば店員さんにとって左手から右手に商品を流すのは
やりづらい作業かもしれませんが、お客さんは多くても
1日1回しか使わないです。一方店員さんは1日に何時間も
レジをするわけです。それなら店員さんを訓練して、
慣れないお客さんには自然に右から左に流れてもらうとか、
そういう形にならんもんかと思います。

などと素人が偉そうなこと言ってすみません。
何をこんなに怪気炎をあげてるかといいますと、
私は商学部でマーケティングを専攻してたという過去があります。

その時の恩師は常々、こういうイベントは勉強になるから
足で調べてこいと言っておりました。
ネットやテレビで見て知ったことをさも見てきたかのように口聞く奴は
この道じゃ成功しないぞ、というようなこともよくよく言われました。
残念ながらその道に足を踏み入れることはなかったわけですが。

私が思うに、せっかくTESCOというブランドがあるのですから
楽しく買い物ができれば「さすがTESCO」となると思うのです。
店員さんに物の場所を尋ねたときの気持ちよい感じは
まさしく「さすがTESCO」だと思いました。
『私は日本一号店で働いているんだ!』という後光が見えました。
(私が勝手にそう思っただけですが)
だからトータルでもう少し楽しかったと言えたらなーと思い少し残念です。
でもまた小慣れた頃に行きたいです。うちからすこし遠いですけど。

そういうわけで、仕事上は小売業の方々とは縁がないのですが、
ついつい昔の習性でこうして出かけてしまったりするわけです。

厳密にはそれに加え、牛乳が100円でゲットできたり、
普段はだいたい350円くらいするバターを
昨日別のスーパーで298円でゲットしてしめしめと
思っていたらTESCOで250円くらいで売ってたので
思わず2個買ってしまって今もにやにやしているという
動機もありますって聞いてませんかそうですか。

ぱんだー
お買い物バッグはゲットできませんでしたが、
使い捨てタイプはすごくおしゃれでした。
うーん。やっぱりお買い物バッグも欲しい。

ぱんだーぱんだー
TESCOブランドの商品はあまり売っていませんでした。
クッキーがたくさんあったみたいです。
でも海外のお菓子類は異常なほど甘いものが多いので避けました。
買ったのはマッシュルームチキンスープとクリームチキンスープです。
試食はしてません。こんな時間から食べたら太りますので。

 

開店時間(23時まで)、品揃え、通路の幅、レジ体制、サッカー台、照度などの
情報を総合すると、コンビニとスーパーを足して2で割った感じですね。
こうなると、最近良く見る100円ローソンやSHOP99とどう戦っていくのか見ものです。
最近ドラッグストアも生鮮品を扱いつつ深夜営業していますのでライバルですね。

1人暮らしをしていると、スーパーで多めのおかずを1種類買うよりも
100円ショップの少量パックのものをいくつか買ったほうが
楽しめるんですよね。特にお酒を飲まれる方はそうでしょう。
そのあたりが勝負のしどころになってくるのじゃないだろうか?と思いました。
でもそうなってくると、なぜわざわざTESCOが手を出すのか謎です。
カルフールとかが大型店舗ですべったからでしょうか。

それはさておき店長バッジをつけている人は若かったです。
20代ってことはないと思いますが40歳いってるかどうか。
見た感じはレジ素人のオーナー店長ではありませんでしたので
つるかめランドから連れてこられたんだと思います。
そうだとしたらこんなチャレンジングな環境に投入されるとは
優秀な方なんだと思います。まさかブログに書かれているとは
思ってもいないでしょうが。百戦錬磨の年配店長を投入しないで
若手を起用してくるあたり、誰とは言いませんが、最近の日経新聞の
私の履歴書に出てくる人の思想に近い起用方法かもしれません。
若い人のほうが変化に柔軟に対応できそうだ、という考えでしょうか。
(私は大学のときにアルバイトでファミリーマートにお世話になりましたので
7とか11とか言う数字はあまり好きじゃなかったりします)

というわけで言いたい放題になってしまいました。ごめんなさい。
でも我が家の最寄り駅の前にあったらすごく便利だと思います。
会社帰りの遅めの時間に寄りやすいスーパーがなくて不便なんです。

大泉TOSCOではトイレットペーパーも買えますし。コンビニよりは安いですし。
もちろん生鮮食品も充実してます。
今日も大きなグレープフルーツが88円だったので思わず買ってしまいました。
カスピ海ヨーグルトをかけて明日の朝ごはんに食べようと思います。

以上、TESCOさん頑張ってうちの近所まで出店してきてね!のコーナーでした。

 

P.S.
成人向け書店
こんなことを考えたら大学時代が懐かしくなり、
帰り道に本屋さんに寄りました。が、違うジャンルの本屋さんでした。
DVDの品揃えは圧巻でしたがコトラーは置いてなかったです。

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