地下鉄の乗り心地
何日か前に通勤電車が遅れました。
線路内に人が落っこちてしまったり、
設備が故障したり、架線にビニールがかかるという
トラブルはよく聞くところです。
朝のダイヤが過密な時間帯はひとたびダイヤが乱れると
修復不可能になります。
そして真っ暗闇の駅間を止まったり動いたりします。
その日はいつもより加速減速が急で、
社内で女性が転倒するなど立っているだけで大変でした。
少し離れた所で男性が、
「4月で新人だから下手なんだよ」
と言っていました。
最初聞いたときは4月に採用してすぐ運転ということは
無いだろうと思ったのですが、研修期間を満了するのが
この季節なのかもしれません。
そうだとすると、4月に入れ替えというのは少し問題がある気がします。
4月は新たな生活を始める方が増える季節です。
そのせいで乗りなれぬ路線に戸惑い、
電車の乗り降りに時間がかかる季節です。
学生さんもゴールデンウィークまではまじめに通学しますしね。
そういうわけで、その日は10分も遅刻しました。
ただでさえ4月は電車の運行が乱れやすい気がします。
(5月は何とか病とかいう暗い理由で遅れることが増えますが……)
ので、新人運転手がもしトラブル要因になるのであれば、
別の時期に入れ替えるなどして回避できるように努力して欲しいものです。
そう。トラブル要因と言えば、こっそり続けるQC7つ道具。
特性要因図です。
何らかの事象について要因を列挙していきます。
その要因の要因へと分析を深めることで
物事の因果関係を見極めます。
それにより、この要因を集中的に排除すればうまく行くだろう。
という解決策を得るという代物です。
上の例で行くと、
トイレが近い人は安眠のためにハルンケアを飲むと良いのでは?
というあたりです。(宣伝してるわけじゃありません。例です。)
その対策によって代わりの問題が出てくるかもしれません。
そのときはまた特性要因図を作って分析を行います。
魚の骨のように見えるのでフィッシュボーンチャートとも呼ばれます。