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スマートデバイス導入プロ集団のイシン社長です。仕事に関係ない話題も多いです。

その「記事」は事実ですか?

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あえてリンクは貼りませんが、とあるWeb制作会社を批難する記事が、いろいろとトラブルを起こしているようです。元記事は、ビジネス系ニュースサイトなので、鵜呑みにしてしまう人もいそうです。

このブログがあるアイティメディアは、IT系のニュースサイトです。そして、他のメディアサイトも、ブログやコラムといったものがあるサイトはたくさんあります。先出のサイトも、読んでみれば「取材記事」ではなく「コラム(みたいなもの)」ということが分かります。つまり、一個人の意見にほかならない。

先日、アップルストアのイベントに参加してきました。

いわゆるニュースの"鵜呑み率"が日本は先進国では高くて、大手メディアのニュースの6~7割を信じてしまっている、と(いうデータを目にしたことがあった)

このデータ元は知らないのですが、たしかに記事を鵜呑みにする人に出会うことがあります。また、本当かどうかを調べずに「事実」としてSNSなどで情報を拡散する人もいますね。(僕も過去に反省)

このイベントの中で、モデレーターのショーンKさんが、こんなお話をされています。

ショーン 私もそう思いますね。例えばアメリカではFOXが保守派寄りの「ブッシュ、バンザイ」という報道をやっていたとしても「FOXを潰せ」いう動きは起こらない。受け手側が「だったらFOXみなければいいでしょ」という風になる。色んな情報の捉え方があっていいのでは。

メディアだから必ず取材をしていて、事実しか報道しない、ということはないと思います。また、メディアの中にある「記事」が、必ず「事実」である、という保証もありません。アイティメディアの中にも、以前はビジネス系コラムがあって、たった一人の学生が言っていたことを大きく取り上げて書いているものがありました。でも、それは事実というよりも、彼が感じた「感想」に過ぎない。

僕たちが、ついつい鵜呑みしてしまうことで、いろいろなことを見誤る可能性は非常に大きいですね。もっと視野を広げて、疑り深くなる必要はないけれど、鵜呑みはしない、という姿勢が必要な気がした今日この頃です。

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