100円のコーラシリーズ最終編がおもしろすぎ、そこであえてアラ探ししてみた
永井さんから「100円のコーラを1000円で売る方法 3
」をいただいたのですが、それよりも前に自分で購入していました。(笑)最近、紙の本をあまり読まなくなっていたのですが、金曜日で一気に読み終えました。いやー、またまた面白い!あまり書くとネタバレになってしまうのですが、気が強い女性が好きな人間としてはたまりません。^^
シリーズで読んでいないと分からないところも少しばかりありますが、本書だけでも学べることが多いのも事実。どちらから読み始めるのもありですが、まだ読んでいない人には、シリーズを通して読むことをオススメしたいですね。
さて、内容はあまり書けないのですが、強いてアラ探しをしてみました。本書の中に、マネジメント層の合宿があるのですが、ある日数を区切って合宿を行ないます。僕から見ると、こればあり得ない。(笑)危機感を背負った経営合宿なのですから、もし僕が企画するなら2つ。
1.無期限で、結論が出るまで帰ってくるな
2.業務も忙しいだろうから、1泊2日に設定。ただし、結論が出るまで何度でも繰り返す
人は、期限があると安心してしまうものです。極端な話で、ずーっと黙っていても、あるいは叱られ続けたとしても、そこまで貝のように我慢していれば時間は過ぎる。社員数が増えると、ある一定の割合でそういう人が存在するものです。それを打破するためには「無期限」ということで、逃げ場を無くす。そういうことが必要だと思うのですが、いかがでしょうか。
管理職研修などと言っても、終日を適当に過ごす人がいるのですよね。こういうケースでは、そういうことを防止する必要があるかな、と思いました。もちろんそのために適正な人数に絞り込むことも大事です。数十人は難しいので、数人まで絞り込む。それを、次のレイヤーに落としこむ合宿は、別に設定してもいいですね。
とまあ、好き勝手にアラ探しをしてみましたが、いずれにせよ、永井さんの文章がおもしろい。改めてそう感じることが出来る一冊でした。