個人のお行儀と会社のお行儀
5月末日。当社は4月から年度が始まるので、2ヶ月、6分の1が過ぎました。一日が早い、一ヶ月が早い、とボヤいている間にも時間が過ぎ去っていきますね。時間の大切さを通関している今日この頃です。
「お行儀」という言葉は、幼児の頃に教えられるものだと思いますが、小学生になったら小学生なりに、中学、高校、大学、そして社会人と成長するに従い、これまたそれなりの「お行儀」について教えてもらうことがあります。そして、社会人になると今後は社会人としての「お行儀」を「ビジネスマナー」という言葉で身につけていくことになります。ただ、ビジネスマナーだけでは網羅できないのが「お行儀」で、つまりビジネスの場だけではなく、一般的なモラル、マナー、そしてルールとして考えておかないと、電車の中、お店の中で赤の他人に迷惑をかけたり、不愉快な思いをさせることがあるのも事実なんですよね。いや、他人の目を着にしすぎるのもどうかとは思いますが、不愉快とまでは思われたくないところもあり。
一方で、会社、企業としてのお行儀というのもありますよね。先日、とあるところでの会話で、「あの会社は行儀が悪い」という言葉を耳にする機会がありました。たしかに、内容をお伺いすると決してお行儀がいいとは言えなさそうでした。
「お行儀」という言葉は結構難しくて、こちらは大丈夫と思っていても相手はそうは思わない、なんてことはしばしば起きます。これは会社同士でも同じようなことが言えるのかも知れません。しかし、大企業だからできて当たり前で、ベンチャーとか若い会社だから「できなくてもしょうがない」ということがないのも事実。僕も気をつけないといけないところです。
人の口には戸は立てられぬと言いますが、どこで何を言われても安心な状態は常に作っておきたい。そんなことを感じた会話でした。