英語は、おしゃべり、お節介な人ほど上達が早い
寒暖差が激しくて、体調を崩されてはいないでしょうか。今朝はまたスプリングコートを引っ張り出してきた大木です。
ユニクロさん、楽天さんに始まった社内英語公用語ですが、公用語にならなくても英語を必要とする企業は増えています。
TOEIC900点以上なら百万円 ソフトバンクが社員の英語力アップへ報奨金
ソフトバンクがやると、すぐに「またお金かよ」などと揶揄する人がいますが、まあインセンティブが明確でいいんじゃないかと思います。出来れば、僕がいる間にやってほしかった。(笑)冗談はさておき、それだけ英語が必要になってきているということでしょう。
僕が社外取締役を勤めているテクノブラッドが出資しているトライオンが、今月から幼児・小学生低学年向け英会話教室の二校目を勝どきに開校しています。(発表ODF)幼児の英会話は、賛否両論あるようですが、こと外国語アレルギーの強い日本人には、アレルギーがなくなるだけでもいいことではないか、と思っています。大事なことは、きちんとコミュニケーションがとれることであり、社会に出れば会議、商談で大事なことを伝え、聞き、アウトプットにつなげることです。
最近、社会人でもいろいろなオンライン英会話教室で勉強されている方も多いようですね。最近では、フィリピン人講師でSkype利用だとリーズナブルなものもあるようですね。中には「フィリピン英語じゃダメだ」という方もいるようですが、そもそも誰と話そうとしているんでしょうね。相手が明確なのであれば、その国の講師がいるところで学べばいいでしょうが、明確でないのであれば、これからはアジアとのビジネスも多いことですし、フィリピン人で何が悪いのだろう、と思ったりします。イギリスの流暢な英語を覚えても、インド人と話すとちんぷんかんぷんになりかねませんし。
いつも言うことなのですが、英語も中国語も、所詮会話の「道具」なので、大事なことは「会話の中身」なのですね。中身を持たない人が、いくら英語を覚えた所で、話すことがない、ということになってしまいます。通訳になれば別でしょうけど、それはそれでハードルの高いこと。一般的にビジネスに使うというのであれば、おしゃべりな人とか、お節介な人のほうが、飲み込みも早く、上達も早い、というのが今までの体験です。発音、キレイな文章、といったことではなく、単語の羅列だとしても、喋りたい意志が強い人や、お節介な人であれば、どんどん新しい単語も、言い回しも覚えていきますから、上達するのですね。性格の問題と言ってしまえばそれまでですが、どんどん前に出て行く、という姿勢だけでも違ってくると思います。
僕が20代のころ、あちこちで英会話教材のキャッチセールスがいて、「これからは英語です」と言っていましたが、彼らは話せませんでしたし(笑)、実際そういうことはありませんでした。最近になって、必要な人が増えてきたのですかね。もちろん、別に要らない人もいらっしゃいます。必要に応じて、習得方法は考えればいいのだとは思います。