iPadの基本機能を社内会議に使う
僕が社外取締役を務めているテクノブラッドでは、月に複数回の取締役会および取締役ミーティングを開催しています。社外取締役といっても、評論家になるつもりはありませんので、取締役、監査役が智慧と知識、情報を持ち寄り、戦略を練り、戦術に役立てていきます。そのために大切なミーティングなのです。
しかし、すべての取締役や監査役が毎回、必ず顔を合わせることが出来るとは限りません。全員のスケジュールを調整していると、なかなか大事な話を進めることができない、ということになってしまいます。そのため、出来るだけ遠隔でも会議を開催するようにしています。その会議開催に大事なツールはFacetimeです。iPadやiPhoneに標準搭載されているビデオ通話ツールです。たとえば前回は、僕が福岡にいたので、そこからFacetimeで入ります。一人で入る僕はiPhoneでもiPadでも構いません。本社のメンバーは、iPadで入ります。以前と違って、WI-Fi環境がなくても使えるようになったのは便利ですね。
一度、Skypeでやってみたのですが、たまたまかも知れませんが、ブチブチ音が切れてしまい、同じ所を言い直さないといけない、ということが起きてしまったので、Facetimeで統一しています。複数のメンバーが遠隔にいる場合は、本社に複数のiPadを置いて話す。そのほうが安定しているようなので。
どのツールを使うか、というのはディテールのお話。大事なことは、そんなツールがあって、どういうシーンなら使えそうか、ということをリアルに考えることだと思います。実現しないことには、ただの妄想で終わってしまいますから。(笑)そして、出来るだけiPadやiPhoneに基本搭載されている機能、あるいは市販のアプリケーションなどで安価にスタートさせることだと思います。最初から、あれもコレもとてんこ盛りにしても、社員がついて行けない事例はたくさんありますから。
【最終告知】
今週、3月6日、7日に開催するApple Consultants Networkビジネスソリューションセミナーは、まだ少しだけお席がご用意できるようですので、お早めにお申込みください。お申込みは、こちらのサイトからお願いいたします。