ミジンコもITも、難しいことをカンタンに言うチカラが大切

今日は雪になるそうで、また雪だるまとか作れるかな、なんて脳天気に考えている大木です。まあ、雪の影響で困ることも多少はあるのですが、日曜日くらいから予報されていたことなので、それなりに準備は出来ているつもりでして。
　
今朝の通勤時に、ラジオ版学問ノススメを聴いていたのですが、今回のゲストは坂田明さん。坂田さんと言えば、山下洋輔トリオで有名になられ、サクス奏者として活躍されている一方で、ミジンコ研究家としても有名ですね。あの雰囲気なので、どこまで真面目に取り組んでおられるのか分からなかったのですが（すみません）、日本プランクトン学会から表彰されたり、現在は東京薬科大学生命科学部客員教授を勤めておられるそうです。
　
その坂田さんが、このポッドキャストの中でミジンコについてとても分かりやすく説明しておられます。普通、僕のようにそういう分野にまったく知見も興味もない人間が、耳から入ってくる情報だけで理解するのは至難の業だと思うのですよね。しかし、坂田さんの説明は非常に分かりやすい。
　
これを我々のIT業界に置き換えると、わざと難しく言っているんじゃないか、と思うような説明を耳にすることがあります。カタカナを多用し、専門用語を使いまくり、さらに製品やサービスもカタカナが多いのですから、IT業界ではない方、たとえばシステム開発を依頼した企業の経理担当者の方からすればちんぷんかんぷんですよね。でも、それをカンタンに言うことが、難しいのだと思います。トレーニングしないと出来ないのですよね。
　
ミジンコに興味が無い方も、坂田さんがいかにわかりやすく説明しているか、一度ポッドキャストを聴いていることをオススメいたします。僕も、ともすると分かりにくい説明をしていそうな気がするので、かなり勉強になりました。