ほうれんそうで、最も重要なことは「報告」だというお話
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先日、とある企業の管理職になりたての方とお話をする機会がありました。その方が最近痛感していると仰有っていたのが、「部下の報告が来ない、あるいは遅い」ということです。
何かを依頼すると、きちんとやっているにもかかわらず、こちらから聞かないと報告しない。あるいは、終わった日ではなく、数日経ってから思い出したように報告が来る。これでは次のアクションがとれない、ということですね。
僕は、これはある意味で学生症候群なのかと思っていましたが、社会に出ても何年経っても出来ない人がいるようなのです。「ほうれんそう」と言いますが、ピンポイントで困ったことだけ相談が来ても、普段の報告、連絡が来ていなければアクションがとれませんよね、当たり前ですが。
会社勤めをしている限り、そこでのパフォーマンスが評価されます。そして、せっかくパフォーマンスは高いのであれば、きちんと報告することで結果につながり、あるいは評価にも直結します。
仕事というものは、運動会でいうところの「リレー」です。自分が走り終わったら、次にバトンを渡す。もし走り終わっても、バトンを渡さなければ次の走者は走りだすことができません。報告しない、ということはバトンを持ったまま座り込んでいることに相当するのだと思います。
仕事というものは、運動会でいうところの「リレー」です。自分が走り終わったら、次にバトンを渡す。もし走り終わっても、バトンを渡さなければ次の走者は走りだすことができません。報告しない、ということはバトンを持ったまま座り込んでいることに相当するのだと思います。
誰が、何を、いつまでに、どのように、ということが終わったら、報告する。大事なことだと再認識した次第です。
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