セミナー資料の準備はいつまでにやるべきか
先月、今月はセミナーラッシュ。自社のセミナー以外に、あちこちからお声がけいただいていることもあり、日々セミナー資料を作り続けている気がします。セミナーによって、話す時間もいろいろ。今週の大阪での講演は50分ですが、 先週のACNビジネスソリューションセミナーは35分。アップルストア銀座で行なうセミナーは45分ですし、他社主催ですと時間はそちらにお任せですから、資料もそれぞれの時間に合わせて準備をすることが必要です。
資料はKeynoteで作ることが多いですが、場合によってはPowerPointで作りますし、パソコンだけでなくiPadやiPad mini、あるいはiPhoneを使うこともあります。文字と写真だけのプレゼンテーションもあれば、図表を伴うものもありますし、動画をお見せすることもあります。そのため、各セミナーの資料はギリギリまでシミュレートして、修正を加えていきます。
僕が一番困るのは、「○○日前までに送ってください」と言われるものです。僕がお話しすることが多いのは、スマートフォンやタブレットに関する情報。企業や学校がどのように活用しているかといった事例もあれば、その導入にどういう配慮が必要か、あるいはそのセキュリティはどう考えるべきか、といった情報は、日々アップデートされますから、早めに送るとそこからセミナーまでの日数分の情報をアップデートできないのですね。ですから、出来るだけ事前に送付することをお断りしています。つまり、ギリギリまで作りこむということになります。
では、逆にいつから作り始めるべきか、ということになると、僕は基本的に3週間前くらいから準備を始めることにしています。3週間でなく1ヶ月でもいいのですが、2週間前では作りこみの過程でゴソッと入れ替える勇気がなくなりそうな気がするからなんですね。3週間前くらいだと、1週間作りこんで「うーん、なんか違う」と思い立って、全とっかえみたいなことができます。全とっかえするときは、次の出来上がりイメージが出来ているので2週間前でも間に合うのです。
もちろん、3週間×8時間かけるわけではありません。飛び飛びに思い出したように作成したり、修正を加えたりしていくのですが、思いついたときにはどんどん書き足していきます。あるいは、各ページの題名だけを書き込むときもあります。忘れないうちに、ハイレベルだけ作成しておくんですよね。そうすることで、あとで時間が出来た時に、前に考えていたことを覚えていられるからです。
先週もそうですが、2日間の同じセミナーでも、必ず作り変えます。それは、今日より明日のほうがいいプレゼンテーションに、というのもあるのですが、見てくれているのは参加者だけではないのですよね。運営側の皆さんもいらっしゃいます。その方々に、昨日と同じものをお見せしたくない、というのもあります。ちょっと工夫をして、昨日よりいいものをお見せしたい。ココらへんは、自己満足なんでしょうけど。
ということで、今週は今年最後のセミナーです。がんばってお話したいと思います。大阪でご参加いただくみなさま、よろしくお願いいたします!