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スマートデバイス導入プロ集団のイシン社長です。仕事に関係ない話題も多いです。

〜社長業のオキテ〜【動機編】

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斎藤由多加さんが本を出版されたということで、至急購入しました。斉藤さんが以前、日経ビジネスオンライン上に書かれていたものがベースになっています。とはいえ、大幅に描き下ろしておられるようです。
 
昨夜読み始めたので、まだ読み終わっていませんが、斉藤さんのメッセージをちゃんと読み取らないと、起業なんてしちゃいけないな、と思います。これは日経ビジネスオンラインで拝読していたころから感じていたことです。
 
僕もときどき若い人から相談をされることがあります。
 
本気で起業したいと思います。どういう分野に挑戦すればいいでしょうか?」
 
彼としては、「本気」と「挑戦」というすごい言葉を発したことで、鼻の穴をおっぴろげている感じ。でも、そもそも順序が逆なので、聞いているこちらとしては、早くこの場から去りたい気分。
 
斎藤さんはそれを『孤独なB級スターの道をとる覚悟はあるか?』、そして『「自分の専門ってなんだっけ?」という壁への傾向と対策』というところで語っておられます。僕たちは、なかなか「これが得意です!」と言いづらい。日本人だからというのもあるのでしょうが、会社員生活の中で専門性を求められることが少ないのですね。むしろ、あれこれ出来るほうが重宝がられるわけで。
 
そうではなく、自分の専門は何なのか、を追求することは大切だと思います。世の中にはIC(インディペンデント・コントラクター)という肩書きあるは自負で、一人会社を経営している方が多くいらっしゃいます。また、そういうのと関係なく一人会社の方もいらっしゃいます。そういう人たちの中で、その会社を長く続けておられる方は、やはり自分の専門性を認識していらっしゃいますし、自分をひと言で説明するスキルを持っていらっしゃいます。
 
一方で、「起業したいんだけど」からスタートする人の中には、そういう質問を投げかけられると「うっ・・・」と下を向いてしまう人もいます。僕は、下を向いてしまった人が、絶対起業してはいけない、とは思いません。ただし、今はやめておくほうが懸命なんだろうな、と思うわけです。
 
斎藤さんの「社長業のオキテ 」。どんどん読み進めたいと思います。

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