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スマートデバイス導入プロ集団のイシン社長です。仕事に関係ない話題も多いです。

信頼と信用の隙間を埋めるのは気力だと思った

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上半期最終日、という会社は多いのではないでしょうか。僕も、雪崩のような日々を過ごしてきましたが(今も)、当社もなんとか半期を終えることになりました。正確には土日も仕事なので、明後日が最終日。
 
さて、信頼と信用。みなさんは、どのように使い分けておわれるでしょうか。僕は、基本的に一緒に仕事をする人は信頼する。それは、「悪いことを故意にやらない」という意味です。悪人ではない、ないだろう、ということです。逆に言うと、信頼出来ない人とは仕事をしない。まあ、そんな人は世の中にほとんどいないのですが、まず信頼が大事。信頼する。
 
そして、かといって信頼している人がミスを犯さない、という意味では信用し過ぎてはいけない、と思っています。誰だって、人間がやる以上はミスが起こり得る、という意味です。任せるけど、丸投げにはしない、というのも、そこから来ています。
 
昨日、とある信頼関係のあるお取引先と、深いお話をする機会がありました。双方が起こした問題ではないのですが、問題が起きているのは事実。そのお取引先の方が「大木さん、早く収束させて次に行きましょう!」と仰有ってくださいました。 ものすごく気力を持っている方だと実感したのですね。僕もどうしたものか、と思っていた問題だったのですが、その方は「とにかく収束させて前に進むんだ」という気力で乗り越えようとしてくださったのですね。正直申し上げて、少し情けなかったのも事実です。その方が持ってらっしゃる気力を、少なくともその瞬間に僕は持ち合わせていなかったのだと思うからです。
 
「気持ちや気力だけで仕事が進んだら苦労しない」それも事実だと思います。環境、スキル、権限、さまざなま要素を掛け合わせて仕事は前に進みます。しかし、気力というのはとても大事な要素だと思うのですね。気力が萎えてしまうと、前に進もうとすることすら忘れてしまうかも知れません。
 
久しぶりに「教わった」という感謝の気持ちと頭がさがる思いをしました。恵比寿の皆さま、ありがとうございました。今後とも、よろしくお願いいたします。

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