講演資料は「多く作って減らす」が基本
今日、日曜日は少し気温が下がるようですね。僕の頭の中ではまだまだ夏は来ていない気分だったのですが、昨日までは汗かきまくりでしたので、少しマシな一日になるとうれしいです。
さて、今月もセミナーをはじめ、いくつかの講演を予定しています。
7月9日 アップルストア銀座「iPadで営業力をアップするための具体策を教えます」(締め切り)
7月23日 アップルストア銀座「iPad活用はリーズナブルに!」(受付中)お待ちしてます!
7月27日 品川カンファレンスセンター「Developers [Social Enterprise] Summit 2012」(受付中)お待ちしてます!
オープンに募集している講演以外に、個別の企業様の中でお話させていただくものもいくつか。それぞれに合った内容でお話をさせていただくため、毎回資料は作っています。だいたいどの講演も、40分から50分くらいが多いのですよね。中には90分というのもあるのですが、多くは40-50分。そこで用意する資料を言うと驚かれることが多いのですが、だいたい80ページから100ページ。決して均等にお話するわけではありませんが、均等割すると30秒に1ページの割合になります。
実は、80ページを用意するためには、だいたい110ページから120ページほど作っています。で、直前までブラッシュアップしながら、スライドを削除していきます。正確には復活するかも知れないので、スキップ(パワーポイント的に言うと非表示)にしておきます。スキップしておいて、後で見なおして復活させることも(ときどき)あります。
これは、会社員時代に社内プレゼンするときも同じです。今まで減らした比率が一番大きいのは、前職での社長へのプレゼン。50枚作って5枚にまで減らしました。やり方はこうです。50枚作って印刷します。で、床に50枚を並べて机に登る。机の上に立って印刷した50枚を俯瞰します。どこを削るかというよりも、どこに集中させるか、を考えるのですね。で、整理した上で5枚に減らします。当然、その5枚もそのままでは使えないので、作り直します。(2001年のことですので、今だともう少し経済的なやり方、効率的な方法があるでしょうね)
「削るって無駄ですよね」そんなことを言われた経験がありますが、決して無駄ではないと思っています。自分の頭の中にあるものをマインドマップに描き出し、それを全部スライドに落としこむ。そこから、集中させるところを整理したうえで、さらに絞り込む。そうなんです、削るというよりは絞り込むのですよね。
人によってやり方はいろいろあると思いますが、これが僕のやり方です。