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スマートデバイス導入プロ集団のイシン社長です。仕事に関係ない話題も多いです。

時間管理術の第一歩は、移動時間の使い方から

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20120618_63516 時間管理術とか、効率良く何かをする、といった書籍は、今でも売れ筋であるようですね。僕自身も、時間に関しては意識していないと、ついつい無駄な使い方をしてしまうので、過去にそういった書籍を何冊も購入しました。時間をどこで無駄に使うか、は人によって違うところだとは思いますが、効率良く使うには、移動時間の使い方から考えるのがよいのではないか、と考えています。

例えば通勤時間。東京の都心に勤務している場合、片道45分以上という方が多いのではないでしょうか。1時間以上の方も少なくないと思います。往復で90分から120分。あるいはそれ以上。この間に何をしているでしょうか。音楽を聞いている、ゲームをしているといった方もいらっしゃるでしょうし、新聞を小さく折りたたんで読んでいる方もいれば、小説を読んでいるという方もいらっしゃるでしょう。あるいは、資格試験の勉強をしているという方もいらっしゃるかも。

移動中に何をするかは各自の裁量ですので、そこで差がつくという考え方もあると思います。僕はスマートフォンで新聞を読むか、資料を確認していることが多いです。スペースがあればiPadのほうが大きくて読みやすいのと、注釈を入れるとか、あとで修正したいところにチェックしておくといったことができるので、そのようにしています。

「通勤電車でiPadを取り出すなんて無理」

そう考えるところは、僕も同意です。僕は2001年まで川崎市に住んでおり、田園都市線〜半蔵門線で通っていたので、殺人的な混雑は十分認識しています。なので、早く出るんです。8時頃の電車が混むのなら7時半、あるいは7時に出ることで同じ通勤時間を有効に使えます。オフィスにも早く着くので、一日の準備をしておくことができます。一時間早く着くだけで、始業時間ギリギリに駆け込んでくる人がPCを立ち上げている頃には、一人でできる仕事の半分くらい終わっていることが何度もありました。

時間が足りない、と思っている方は、まずは片道の使い方から考えてみてはいかがでしょうか。何か変えないことには、何も良くなりませんから。

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