あたりまえだけどなかなかできない会社員のルール

昨年、明日香出版社から出した「あたりまえだけどなかなかできない　37歳からのルール (アスカビジネス) 」が、ここ何回かに渡ってITmediaニュースで公開されています。全部で100項あるのですが、そこから15項ほどを抽出して公開しています。今回は、「上司をコントロールする方法」。 その前にも「バカな上司との付き合い方」、「頼れる上司は使い倒せ」と、上司が見たら気を悪くしそうなタイトルばかりがピックアップされています。（笑）

僕自身、長年の会社員時代を振り返って思うのは、上司と上手に付き合うことが出来るかどうか、というのは大きいと思うんですよね。上司の悪口を言い続けている人っていますが、その行為は何も産まない。そんなことよりも、上司に気持ちよく動いてもらうほうが、よっぽど生産的ですよね。

こんなことを言うと「魂を売る」とか言い始める人がいるのですが、その言葉の意味が分かりません。上司でもお客さんでも、気持よく動いてもらい、結果を出すことで自分もラクになり、前に進むのですから何もわるいことはないと思うのですけどね。また、そこで粘ることが自分の価値ではないように思います。自分の価値は、そんなことくらいで無くなる程度のショボいものではない。そう信じていればいいと思うのです。

この本を振り返って感じるのは、本当に「あたりまえだけどなかなかできない」 のは、自分を信じることであるように思います。自分を信じ、自分を前に押し出してやる。それが自分だけの力でできる。僕自身も、そういう人間でありたいと思う今日この頃です。