以前オルタナティブブログで広がったプロ、プロフェッショナルについて。先日とあるところでお話ししていたところ「自分でプロって言っている人間って怪しいよね」という話題がありました。まあ、何についてプロと言っているのかは分かりませんが、たしかに普通は自分で「僕は○○のプロです」などと、おこがましくて言えないですよね。小っ恥ずかしいというか。
 しかし、実態はTwitter、Facebookのプロフィールに「○○のプロ」などと書いている人は少なくないんですよね。一昔前の言葉では「カリスマ」などというのもありましたね。

 先日話し合って感じたのは、我々ビジネスパーソンの場合において、プロというのは結局他人がそう感じているかどうかなのではないか、ということなんです。「あの人は、○○のプロなんだよね」というと、「おお、そうなのか」と理解できます。しかし、「俺、○○のプロなんだよね」と言われても、それは単に承認欲求があるだけの話だろうけど、プロでも何でもない、と耳が勝手に閉じてしまう感じ。

 マズローの欲求五段階説で言うところの、4段階目の「承認欲求」で止まっている人が言うことなんだろうな、という気がします。5段階目の「自己実現」にいる人、あるいは目指している人は、自分で自分のことを「プロ」などと呼ばないんだろうな、と。

 この話をFacebookに書いたところ、ある方が

最近、◯◯評論家というのがテレビに出ているが、何かの本でプロになるためには、まずプロと名乗れというのがありました。自分で名乗ることで、自己努力しないといけないという気持ちがうまれるらしいです。従って、自分でプロと名乗っているうちは、プロではなくて、他人にプロと呼ばれるようになって初めてプロになるんですね。でも、最初はだれも呼んでくれないので、自分から呼ぶしかないんですね。

 と教えてくださりました。
 
 まあ、努力している最中ならいいのでしょが、飲み会などで事ある毎に「俺は、俺は」と言っているようでは、単に承認欲求の塊なのかも知れませんね。
 以前、イチロー選手がMVPを取った際のインタビューで、今後何を目指すかという質問を受けて「もっと野球が上手になりたいです」と言っていたのが印象的です。本当のプロって、そういうものなんだろうな、と。僕自身も奢ることなく、プロフェッショナルを目指したいと感じた週末です。

kumaboo

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大木 豊成

スマートフォン法人導入コンサルティングのイシン株式会社 代表取締役。
著書に、iPad on Business、ソフトバンク流『超』速断の仕事術、ファシリテーターの道具箱(共著)がある。

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