楽観は考えなしだが、悲観は能なしだ
土日も普通に仕事をしていても不機嫌にならず、体調も崩さず、風邪で休んだとか聞くと風邪を引いてみたい、などと思いながら、やっぱり健康であることに感謝している大木です。
iPhone/iPad用の電子書籍でスティーブ・ジョブズ神の交渉力
を購入して読み始めています。書籍では発売されてだいぶなるので、読まれた方も多いかも知れませんが、僕はなぜかスティーブ・ジョブズ氏の本はiCon以来、あまり読んでいないんです。で、久々のスティーブ・ジョブズ関連書籍。
もう、目次だけでショック。いつも坂本龍馬の言葉である「楽観的でいることは幸せの条件 悲観的な幸せなんぞ聞いたことないぜよ」と言い続けているのですが、スティーブはもっと用意周到。楽観は考えなし、と言い切っているようです。ま、ただの楽観ではそうでしょうね。(若干、言い訳がましい)
スティーブの言葉はさらに続きます。
「楽観は考えなしだが、悲観は能なしだ」
ずいぶんな言い草ですが、たしかに愚痴や不平不満を言い続けている人ってどうなんだろうと思います。今の会社でも愚痴を言っているけど、実は前の会社でも言ってたんじゃないの?と思ったり。どんなに職場が変わろうと、愚痴はなくならない。それはその人のスタンスなのですから、環境の問題ではないわけですよね。
「もう、うちの会社、危ないんですよね」
過去に何度か、いろいろな人からこういう言葉を聞いたことがあります。まあ、大変なんでしょうが、それを居酒屋で僕に言ってどうする?と。今やるべきことがあるんじゃないの?と思うわけです。
ま、偉そうなことを言っていても、僕自身もふと不安になることがないわけではないです。(いや、ほんとですってば)
でもね、だから愚痴を言えばいいのか、と。愚痴や不平不満は、周りもネガティブにさせてしまう魔法の言葉だと思うんです。同じ魔法の言葉なのであれば、ポジティブなほうがいいに決まっている、と思うんですがいかがでしょう。愚痴を言いそうになる、その言葉をお酒と一緒にグッと飲み込んで高笑い。そういう人間でありたいと思う今日この頃です。