社内ソーシャルサービスは、技術じゃなくビジネスにおける利益を考えるべき
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昨日は、当社が仲良くさせていただいている、オーシャンブリッジさんが提供するクラウド型エンタープライズ・ソーシャル・コラボレーションツール(長い・・)「Zyncro」の新機能発表とそれに関するセミナーがあり、パネラーとして参加させていただきました。定員72名とありますが、前から拝見した限りでは100名はとうに越した人数だと感じたのですが、実際は何名だったんでしょうね。すごい熱気でした。
基調講演は、創業者のDidac Lee氏とCEOのLuis Font氏から、Zyncroの生い立ちや、ヨーロッパにおけるソーシャルメディアについて話がありました。その中でLuisの、この言葉が印象的でした。
私は今回、テクノロジーの話をしに来たわけではありません。ビジネスベネフィット(利益)について話しに来たのです。
ソーシャル系のサービスに限らず、企業向けサービスはたくさんありますが、意外とこのポイントが忘れられがちな気がします。日本でこういうセミナーがあると、その企業のトップが挨拶し、技術者が機能やそれを実現するテクノロジーについて蕩々と語り始める。僕自身は、そういう話もきらいではないのですが、いつの間にかユーザー視点が置き去りになっていたり。
Zyncroは、とても使いやすいサービスですし、当社でもすごく活用しています。特に外部の人を招待して「必要な情報」を共有することができます。当社では、もう欠かせないサービスになっています。
前回、CEOのLuisが来たときも、我々からの要望に対し、対応できるモノはその場で本国(スペイン)に連絡をとってすぐに実装する、といった技術力の高い企業です。それにも関わらず、Luisは、「技術ではなくビジネスの結果、利益を考えるべき」と言っています。そこに貢献するためのサービスだ、という意味ですね。このスタンスが、個人的にはとても気に入りました。
以下、少し要点だけトゥギャっておきました。
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