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スマートデバイス導入プロ集団のイシン社長です。仕事に関係ない話題も多いです。

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 絵本を東北の子供たちに送るプロジェクトでお世話になった、八百屋瑞花の店主、矢嶋文子さんが登場されている、彼女が会社を辞めた理由  夢を叶えた「元会社員」13人の物語 を読んでみました。矢嶋さん以外にも、脚本家の大宮エリーさん、タレントのSHEILAさんなど、いろいろな職業の女性が登場されています。

 読んでいて感じたのは、まず女性に限った話ではない、ということ。僕たちも、転職するとき、あるいは起業するときに、いろいろな抱負を語るのですが、ついつい先のことに目をとられて、なぜ自分が会社を辞めるのか、辞めようと思っているのか、という振り返りを忘れがちです。転職は、退職の先にあるはずなのに、忘れがち、あるいは忘れようとしているのかも知れませんね。

 僕自身も過去に感じたことなのですが、この振り返りをせずに進んでしまうと、また同じような問題にぶち当たってしまったとき、同じことを繰り返しかねないですよね。たとえば、イヤな上司がいて、その上司から逃げるように退職したとして。次の会社にも、またイヤな上司がいて・・・。

 もちろん、僕もイヤなものはイヤですし、人間ですから相性もあります。合わない人は合わないんでしょうね。

 ただ、それを自覚しているのとしていないのとでは、その先が変わってくるように思います。この本に登場された方々のお話を読んでいると、わざわざそんな話までしなくてもいいのに、とまで思ってしまうことも告白されていたり。でも、ご自身が振り返ることで、さらに先を目指しているんだろうな、と強く感じます。

 個人的には、転職を考えたとき、あるいは考えている方は、男性、女性問わずに読んでみることをお薦めしたい、と感じました。

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